彼女への想いがさらに強くなっている
どうすればいいのかわからない。
果たしてどこまで抑えることができるだろうか。
こんな状況になっても、特定の人間に対する執着があるとは想定していなかった。
その執着が、感情に起因するものなのか純粋に本能のなせることなのか。
大家の息子が話しかけてきて、母親の状況を教えてくれた。
彼の言葉は理解出来た。
こちらの言葉は難しかったはずだが、しかし彼は辛抱強く耳を傾けてくれた。
最近はパーティでもコミュニケーションが少しずつ難しくなっているのだが、彼には、こちらに対する不安や恐れといったものは無いようだ。
それはそれで嬉しかった。
そう、嬉しかったのだ。
