あの子の正体は・・・その2 | **dollとのまいにち**

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ドールとの日常。

大好きな『あざらしさん』や、
『ミニララループシー』『ピンキーストリート』も、ときどき登場するよ。

つづきです!





?「ペロ・・・ペロ~~」
ももちゃん「うんうん!そうなんだっ!」

・・・という2人の会話(?)を、


見ていた、コッコちゃん&ネネちゃん。


ネネちゃん「なんて、いってるんでしゅかね・・・」
コッコちゃん「ももしゃん・・・わかるんでしゅね・・・」

やはり2人も、分からないらしい。


・・・



ももちゃん「きすめっとさん あのねっ
かくかくしかじか なんだって!」


そ、そうなんだ・・・
そんなコトがあるのか・・・




ももちゃんの説明によると。

この子は、もともとお菓子の国の住人で、修行中の身だったらしい。
修行内容は、子供たちに魔法でお菓子を出してあげるという内容。

それなのにこの子は、子供たちにお菓子を出してあげるどころか・・・

せっかくお菓子を出す事に成功しても、それを自分で食べてしまったり。

美味しそうなお菓子を発見すると、つい寄り道しちゃったりしていたらしい。



完全なる問題児だったわけだ・・・

そんな事を続けていたせいで、お菓子の国の魔女様が大激怒。
この子をお菓子の国から追放してしまったらしい・・・

それなら、突然現れたり消えたりするのも納得がいくよね。





ももちゃん「そんなわけだから、きすめっとさん!
このこ、うちにすまわせてあげようよっ!」


いや・・・でも・・・
(私のおやつが更に危険になるんじゃあ・・・)



コッコちゃん「ついほうされただなんて、さすがにかわいそうでしゅ。
それがいいと おもいましゅ。」

ネネちゃん「わたしもさんせいでしゅ!」

(うう・・・
これ以上反対すると、私が悪者になってしまう・・・)

分かったよ。
じゃあ、今日からウチの子になってもらおうか。


ももちゃん「わーい!
よかったね、ペロちゃん!」


お名前、ペロちゃんっていうんだ・・・




そんなワケで。
あの子がウチに住む事になってしまいました。

何故か、ももちゃんだけはペロちゃんの言っている事が分かるらしいので、何かあったら通訳してもらいましょう。


多分、今まで以上に私のおやつがピンチになるでしょう。

お菓子の国の魔女さん・・・
私にもお菓子を出してください・・・

(※子供にしか出してくれません)