Rain Won’t

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雨にも負けず

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1223 流離う魂 朗読劇


小泉八雲に興味を持ち、

本日とても楽しみに観劇に行って参りました。

小泉八雲の生い立ちの中に、優しい怪談話がとても自然に溶け込んでおり終始楽しく観れました。


怪談話というと怖いものを想像していましたが、登場人物それぞれの人柄が良く表現されていて、人間らしさの中にある悲しくも優しく温かさを感じる、そんな怪談話でした。


脚本、演出家さんの温かいお気持ちが伝わってくる作品でした。


それぞれの声優さんがひとり何役もの声を操る場面を見られるのは舞台ならではの楽しみでした。


劇中の効果音も生で奏でる音によって厚みや立体感があり、場面場面の空気感、臨場感に引き込まれました!


どこか懐かしいような、そして可愛らしい、そんな不思議な感覚を楽しめる朗読劇です。


特に今年はお祭りの音も聴こえない少し寂しい年でしたが、和太鼓の音や、幼い頃は身近にあった懐かしい音、機械音ではなく、その場で奏でられる音がとても楽しく素晴らしかった。


パーカッション渡辺一史さんの巧みな演奏ももっと間近で観てみたかったです。

朗読も去ることながら音の楽しさを感じられる朗読劇でした。


新しい時代へ急速に変化をしながらも、日本の古き良きものは今まで以上に貴重で価値のある物であることを忘れずに守っていきたい。

絶やしたくないものだなぁと日本人として再確認する機会を小泉八雲に頂いた。


小泉八雲の世界を盛りだくさん観れて大満足の朗読劇!!

皆様にお勧めしたいです。


コロナ禍で様々な規制のある中、

とてもステキな朗読劇を上演して下さった舞台関係者の皆様に心より感謝申し上げます。


素敵な時間をありがとうございました^ ^