宝石商リチャードシリーズの第1部を読み終えて、本屋で何かないかなぁ~と探していたときに、同じ辻村先生の新刊が出ていて購入。

こちらも5話構成で読みやすかったです。

 

出てくる骨董は中国のものです。和のものはありませんでした。

 

主人公は白澤容。

介護士として働いていましたが、ひょんなことから京橋にある骨董店「かげろう堂」で働くことに。

実は骨董にかなーり造形が深い主人公。

主人公の過去は?

来店する客の想いは?

 

ストーリーや過去の事情とか鑑みれば、かなりの感動作にすることもできたと思うのですが。

そこは辻村先生の文章力なのか、おそらく意図しているのだと思うのですが。

淡々と進む感じの文章で、読者に「いろいろな部分をくみ取って自由に感じてください」と言っているように感じました。

 

かげろう堂の(仮?)店主の黒岩さんのお人好しさ。

影の実力者(?)榛原さんのお人好しさ。

主人公の白澤もある意味お人好しです。

三者三様のお人好しさで、全然違う。それが良い!

シリーズ化もできそうな感じでしたが・・1冊で終わりかな?

よい感じでお店が進んでいく感じの終わり方なので、これで終わりでも良い気がしました。