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ご報告



私事で大変恐縮なのですが、先日提出した文化人類学のレポートの評価が〇でしたぁ〜良かったぁ〜🥰

最近は立て続けにレポートばかり書いていたので、ホッと一息ついてます☕️以下レポート内容です✨


           「信仰と成長」(科博~)


  科博で開催されている「大英博物館ミイラ展 古代エジプトの6つの物語」を訪れた。(※科博→国立科学博物館)


科学技術の進歩により、CTスキャンから高精細な3D画像を作成し、包帯を解くことなくミイラの体内のあらゆる組織や物質の詳しい情報が入手可能となった。


体組織や構造をヴァーチャル空間で再現し隠れた部分も観察できる。


従来、法医学者や生物考古学者が考案・検討してきた手法も取り入れ、ミイラの恥骨結合面から死亡年齢や死因も予測。


6体あるミイラの各展示室には大きなTVを設置し、入場者にミイラの詳細を3D画像で視覚的に分かり易く紹介 していた。


「博物館で学ぶ文化人類学の基礎」では、特に「宗教と信仰」に関心をもった。いつの時代もどの文化もそれは必ず存在している。


講義の中で人は、自然の脅威にさらされながら、生まれた場所でなんとか上手く生き抜こうとしていた。


災害や病気、収入や人間関係など、成長すると共に乗り越えなければならない儀礼や試練がやって来る。


そんな時、自分や一族を導いてくれる存在は有難い。そこに様々な信仰が生まれ同時に特権階級も誕生している。


神の使いである沖縄のノロ(神女)やユタ(呪術師)が共に女性なのは興味深かった(※ユタは稀に男性もいます)。


日本の本島には邪馬台国の女王「卑弥呼」が存在していたとされている。もしかしたら、卑弥呼というのはノロやユタのような神に使える女性の総称だったのではないか。だから全国各地で邪馬台国はここだというのか。


知人に岐阜県恵那にも卑弥呼に似た地名があると聞いたことがあるが、そのペトログラフが刻まれたピラミッドのある笠置山の山頂の神社には、天照大神の父母であるイザナギとイザナミが祀られており、社の後ろには天の岩戸を思わせる巨岩があるため、天照大神と卑弥呼は同一人物ではないかという説もある。


また、どの時代にも神仏を背に人々を支配する一握りの階層がいる。科博のミイラ展で古代エジプトの神官は、ファラオに次ぐ階級で何世代も継承されている。


神の使いには豊かな暮らしが保障され、庶民には手の届かない肉やワイン・果実などを日常的に飲食していた。考えるに真の信仰と成長とは、レジリエンスの向上、知恵(般若)と実践(慈悲)ではないのか。