学校の先生とのお話 | 13歳でがん告知 ✩.*˚愛娘は今日も笑顔です✩.*˚

13歳でがん告知 ✩.*˚愛娘は今日も笑顔です✩.*˚

現在看護学生2年、当時13歳の娘が受けたがん告知。
希少がんが故に確立された治療法がないらしい腺様嚢胞癌とやら……
過去から現在に至るまでの記憶を留める為とそんな状況でも精一杯楽しんで頑張っている娘の日常です。

こんばんは🌛


入院する前に学校に行って先生とお話をしてきたのでその内容を今日は書きます。


先生には脳に転移してしまっていること。

学校をたくさん休まなければいけないということ。

を細かく説明しました。

看護師さんだったからよく理解しながら聞いてくれて、先生と生徒ではなく看護師さんと患者さんみたいな関係性でじっくりお話することができました。


たくさん休まなければいけなくなった時に単位が取れるのかという心配を伝えました。

先生は留年も視野に入れてもいいのではないかと言いました。

でも私には留年したくない理由がありました。

助産学科への『合格取り消し』です。

ずっと夢にして今まで一生懸命頑張ってきた。

高校生活も当たり前のことかもしれないけどとにかく勉強に力を入れてきた。

この前行われた看護学科の初めての試験もたくさん勉強していい成績を取った。


いっぱいいっぱい頑張って手に入れた助産師さんへの道を病気のせいで学校を休むことでなくなってしまうことがすごく悔しかった。

先生から留年の言葉を聞いた時、涙が溢れてきちゃって我慢できずに泣いてしまいました。

どうしても諦めたくなかった。助産師さんになる夢が消えてしまったら生きることも辛くなると思ったから。助産師さんになる夢こそが私の生きがいでもあったから。


だから先生に私の気持ちを伝えました。


そしたら、留年と言っても限られた授業を未履修でいくから来年貰う成績が落ちることはない。

成績さえ落ちなければ合格が取り消されることはない。

沢山休んで単位が取れなくなるとそもそも成績はつかないから、もし休む予定があるなら初めから授業を受けない方が良い。無理してやる方が心配だからと言われました。

ただ、助産学科への道は確保されるけど今のお友達と2年生になることはできないと言うことも伝えられました。


助産師さんへの道はなくならないんだと分かって嬉しかった。けど、悔しかった。複雑だった。


なんでこんなに病気に人生を左右されなければいけないんだろうと思いました。


でも、早くに治療が決まり、そんなに学校を休まなくていいくらいの入院期間になりました。

単位を取ることができると分かりました。

それは今治療をしてくださっている先生と巡り会えたからです。


ステロイドの服用による副作用は多少実感しています。

でも、そんな副作用も辛いけど治療を受けられている今が嬉しかったです。


学校の先生からは電話やLINEが来て心配しつつも治療を受けれていることを一緒に喜んでくれて、上手くいくように祈ってくれています。

たくさんの人に支えられて今の私がいることを改めて実感しました。

色んな人に感謝の気持ちでいっぱいです。


だからちゃんと治して、元気になってこれからも精一杯頑張ります!