休みの日、娘が行きたいところがあるという


    娘   「ママ、今日出かけたい」


    母   「どこ?」


    娘   「昨日行ったショッピングセンター」


    母   「え?なんで??」


    娘   「買いたいものがあるから」


    母   「何を買いたいの?」


    娘   「……」


    母   「何買うかわからないのに、昨日と同じとこは行けないなぁ」


    娘   「……」


娘は言いたがらない

無理やり聞くのも何なので、母は他のことをしていた


少ししたら、娘が涙目で近寄ってきた

何買うのか、教えてくれる?と言ったら
ぽそぽそ話し始めた


先日娘が自分のこづかいで買ったものを
トモダチに見せたら、欲しがったので、買いに行くという

トモダチに買ってきて、と言われたわけではなく
欲しがったから、こづかいがあるから
買って行ってあげたい、ということのようだ


    母   「そっかぁ
         気持ちはわかるな~
         自分の持ってるモノ、トモダチが欲しがったらうれしいし
         大好きなトモダチだったらプレゼントしてあげたい、って思うよね

         でもトモダチがほしがったから、買ってあげる、というのは、ママは違うと思う
         トモダチに何かプレゼントするために
         パパとママはあなたにこづかいを渡しているわけではないよ
         それはわかってくれる?」


    娘   「うん…」



そのあと少し話をしたら、トモダチに買っていくことはあきらめたみたい…

仲がよければいいほど、プレゼントしてあげたい、と思うんだろうな


な~んにもないときに話をしてもピンとこないと思うので
機会があるごとに見逃さないよう、少しずつ話をしていくしかないのだろうなぁ…