かさを選ぶ

今は梅雨
次のかさを早く買いに行かないと、雨が降っちゃう～

ということで、かさを買いに



娘には、お気に入りのお店がある

そこはかわいい文房具や雑貨、シール、アクセサリー、アイドルグッズなど
女の子が好きそうなモノがたくさん

迷わず、その店に直行

母はある程度の覚悟をして…

なぜかというと
娘は選ぶのに、すご～～～～～～～～～く時間がかかる

今回はどれだけかかるのか　





陣内さんは講演会でおっしゃっていた

「こづかいで選ぶものは自分で選ばせてください
　親は口を出さず、見守ってください」





………そーですよね～
今までは、母の都合でつい口を出していました



　　「まだ～？」

　　「早く決めて」

　　「これにしたら～？」



……娘はあせって、テキトーに選んだこともあった
……母が選んだこともあった


…いかんね　


今回は口を出さない、と母は決めた


娘とお店に行く
一緒に見ていると、娘が聞いてくる



　　「ママ、どれがいい？」

　　「ママが似合うと思うのどれ？」

　　「ママはどれが好き？」



…気にしたこと、なかったけど、そんなに聞いてくるんだ…
そして、今まではその一言一言に、母は反応していたんだ



今回は、すべての問いかけに


　　「さっちゃんが好きなの選びな～」


で、対応



…決めましたからね、口出さないと　



と、思いながら、娘がキープで持っているかさが、目に入る
母としては
「え？それ？もっとかわいいのあるじゃん」と、口に出そうになる…



……ダメダメ。言っちゃダメ
娘のこづかいで、娘が買うモノ
母のモノではないし、母が気に入るか気に入らないかは、関係ないよ

と、自分に言い聞かせる



………ぐっとガマン

でも、そばにいると、いろいろ気になっちゃうので
「ママ、お店の前のイスにいるね」と退散



この間、既に15分ほど
そこから10分、外で待つ
待っている時間は長い　
けど、待つ



娘が、かさを買って出てきた
満足気に　


大事にしてね




これからも、娘の買い物につき合うときは
時間に余裕をもって
母の気持にも余裕を持って

そして、ヒマつぶし持参で