≪健康は、生きるうえでのすべての基本 ≫
健康でなければ、私たちは日々の生活を
十分に楽しむことができません。
仕事や趣味、家族との時間さえも
健康であるからこそ
充実させることができるのです。
「健康は一生の財産」です。
健康的で豊かな生活を目指しましょう!
私と一緒に健康な未来を築きましょう!
あなたの健康を守るためのヒントが
きっと見つかります。
こんにちは。
今日は
辛い食べものの健康への影響について
お話しします。
みなさんは、辛いものがお好きですか?
私はけっこう辛いもの好きです
辛い食べ物の代表といえば
唐辛子
地球の人口の4分1が
日常的に食べていると
いわれます。
辛いもの好きの中には
口の中がヒリヒリする感覚が
やみつきになると言う
方もいますね。
それは、
脳から分泌される
エンドルフィンが起こす現象です。
エンドルフィンとは
モルヒネのような物質で
辛い刺激物を食べることで
エンドルフィンが
出やすい人がいます。
辛いものが好きな人には
遺伝的な要素もあるようです。
一卵性双生児と
二卵性双生児の研究では
一卵性双生児は
甘味、酸味、辛味を
同じものを好む傾向が
ありました。
また、
生まれつきの影響もありますが
女性に比べ男性の方が
辛い物を好む傾向があるそうです。
その理由として
ホルモンの影響が考えられます。
100人以上の男性を集めて
ポテトとタバスコを用意し
タバスコをどれくらいかけるのか
調べた研究があります。
その結果
男性ホルモンの
テストステロンの値が高い人ほど
タバスコを多くかけていました
疫学的なデータでは
中国の50万人以上の
男女を対象にした研究があります。
報告によると
常に辛い物を食べている人は
総死亡率のリスクが14%も低いことが
分かりました
また
辛い物を食べると
長生きするというデータが
アメリカやイタリアから
報告されています
他にも
・肥満が少ない
・心血管、
脳血管疾患の
リスクが下がる
このような
健康に良い影響があることも
分かっています。
辛いもの好きとしては、
ちょっとうれしい…
唐辛子には
・カプサイシン
・ジヒドロカプサイシン
・フェノール化合物
このような
抗酸化作用のある成分が
たくさん含まれているので
健康効果がある食べ物とも
いえるのだと思います。
でも、注意点
もあります
唐辛子を食べることで
・食道がん
・胃がん
・胆のうがん
これらのがんのリスクが
上昇するんです!!
特に胃がんは
唐辛子の摂取量の多さが
リスクの上昇に繋がっていて、
そのリスクは
摂取量の少ない人に比べて
2倍以上にもなります。
胃がんは
日本人に多いがんなので
唐辛子を多く食べること
イコール
「健康によいこと」なのかは
よく考える必要がありますね。
また
寿命の長さに関して
報告されているデータは
体格、体質も異なる外国人で
日本人が対象の
データではないので、
民族性を考えると
辛い物はほどほどにすべき
かもしれません。
刺激的な辛さにより
喉や食道の粘膜が炎症を起こして
がん化するおそれもあることを
覚えておきましょう。
辛い物は適度に適量で
楽しめる範囲で
摂るのがいいですね