≪健康は、生きるうえでのすべての基本 ≫

 

健康でなければ、私たちは日々の生活を

十分に楽しむことができません。

 

仕事や趣味、家族との時間さえも

健康であるからこそ

充実させることができるのです。

 

「健康は一生の財産」です。

 

健康的で豊かな生活を目指しましょう! 

私と一緒に健康な未来を築きましょう! 

 

あなたの健康を守るためのヒントが

きっと見つかります。

 

 

 

 

ある日のことです。

 

フランス滞在中だった私が

友人夫妻と出かける予定で

公園の外にある駐車場へ

向かっていた時のこと。

 

川にかかる小さな橋を

渡ろうとしていたその時

 

「パパ~、パパ~。」と

絶叫する女性の声が…。

 

見ると橋の一番高くなっている当たりで

若い女性が男性を抑え込んでいます。

 

男性は橋の柵を

超えようとしていました。

 

男性の身長は約180cmに対して

女性は155cmぐらい。

 

なので彼女は男性を抑えつつも

よろけています。

 

状況を察した友人が

すかさず声を掛けました。

 

「救急車を呼びますか?」

 

「はい。」という

返事があったので、すぐに電話をするも

 

日曜日で救急隊員の人数が足りず、

あちこちにに連絡しても

なかなか手配ができません。

 

 

ついに友人はかかりつけ医に連絡して

そこから要請してもらって

ようやく救急車は到着しましたが

待つこと25分でした。

 

 

 

image

 

 

 

男性は認知症なのかというふうにも

見えなくはなかったのですが、

 

とにかく暴れるので

手が足りずに困っていると

ちょうど通りがかった男性2人が

手を貸してくれました。

 

優しく声をかけてほどけた靴紐を

結んであげたりしていましたが、

 

しだいに興奮度が高まった「パパ」は

抱えてくれている男性に

殴り掛からんばかりの勢いで

橋から下り、

 

かなりの距離を

走って移動してしまいました。

 

こういう時の速度って

かなり早いんですよね。

 

娘さんに聞いたところ

以前にウクライナ戦争へ行き

 

心身を病んでしまい除隊したけれど

こんなふうになってしまった

という話でした。

 

ウクライナ戦争も、

もう10年を超えるでしょうか。

 

 

戦争が人生を狂わせるなんて、

悲しすぎる…。

 

人間の愚かさを改めて感じました。

 

 

 

こんなことがあってはいけない…。

 

 

 

ウクライナ戦争へ行ったと

言われてみれば顔立ちや色の白さは

フランス人ではなく、娘さんも

英語混じりの片言のフランス語でした。

 

橋のたもとには

生まれたばかりの

赤ちゃんを連れた女性がいて、

 

よくよく聞いてみると

その方は女性のお母さんで

男性の妻だということです。

 

「パパ」についている女性は

娘さんであることはもちろん、

赤ちゃんのお母さんでもありました。

 

 

私は妻である女性と話をしていたのですが

 

「こんなことがもう、

 毎日毎日、

 ずーっと何年も続いていて…。」

 

泣きだして、

さぞかしつらいのだろうと

この母娘の心中を思うとつい、

もらい泣きをしてしまいました。

 

 

そうこうするうちに

ようやく救急車が到着しました。

 

母娘にいろいろと事情を聞いて

救急車は出発していきました。

 

 

 

救急隊員は日本とは違い、

制服の紺色のポロシャツとパンツに

革のブーツだけの服装で

男性2人、女性1人のチームでした。

 

すぐに担架が出てくることもなく

話しながら車内に誘導していました。

 

 

無事に救急隊員に引き渡せて

ひと安心です。

 

 

 

 

日本でもあまり遭遇することはないのに

まさか、フランスでこんな体験をするとは

思いもよらない貴重な体験でした。

 

 

これを現場で目にして

 

協力してくれた2人の男性は

それはもう親身になって

助けようとしていて

 

いいひとたちと出会えたなと

優しい気持ちになったのですが、

 

 

なかには「パパ」や私たちが 

邪魔だと言わんばかりに

 

わざと間に入り込んで通っていく人、

(フランス人らしいなぁと思いました)

 

 

遠くからひそひそ話をしながら

興味本位だけで見ている人、

無関心で目にも入らない人…、

 

 

いろんな人がいました。 

人々のエゴが丸見えでした。

 

 

 

少し前のフランス人は、もっと

人にやさしかったのに…、と

ちょっぴり残念に思えました。

 

 

他人に無関心な傾向は、

日本人はもちろんのこと

ほかの国のひとたちにも

増えつつあるのでしょう。

 

 

 

映画やドラマのようにはいかないのが

世の中ですね。

 

 

 

困っている人がいれば助ける…が

あたりまえのことだと思っていましたが

 

犯罪と関係があるかもしれないから

かかわらないほうがいい…などとも

言われる世の中です。

 

 

たしかに困っている人のふりをして、

助けてくれた人に犯罪の証拠となる

「物品」=「覚醒剤」などを預けて

自分は逃げる…、

 

その結果助けた人が逮捕される…。

なんていうこともあるようです。

 

 

 

そんな中、真っ先に行動した

友人夫妻を誇らしく思いました。

 

人を助けるという

人間の持つ本来の優しさは

失いたくないですね。

 

 

 

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