※無断転載を禁止します。
我が家の最年長(推定7才)うさぎ、るな。
夫と都内某公園管理事務所に迎えに行っってから9月18日で5年経ちました。
写真はこの春写真家の松本典子さんに撮っていただいたものです。
るなは5年前の夏に公園で保護されました。
用心深い子で、管理事務所の方が捕獲しようとしても逃げてしまって、
少なくても1カ月は公園に隠れ住んでいたようです。
真夏日も台風もあり猫も多い公園なのですが、
やせ細ってはいたものの無傷で保護されたそうです。
友人のブログからるなのことを知り、
窓口になっていたうさぎホテルの店長さんに連絡しました。
里親が見つからなければ、1週間で愛護センター行きということでした。
店長さんとはうさんぽ会などでお付き合いがあり、
先代のれんげとの暮らしぶりなどご存知だったので、
るなはうちで迎えてほしいとおっしゃっていただき、
5年前の9月18日に公園に迎えにいったのです。
丁度中秋の名月の日だったので、「るな」と名付けました。
るなは女の子らしく、気丈な子なのですが、
足ダンや鼻を鳴らすことは全くありません。
ただ一度、我が家に来た翌日私に向かって
「プウ、プウ」と鼻をならしました。
飼育書にある『ご機嫌モード』の音だと思います。
「ありがとう」って言ったのかな?って思っています。
真夏の公園で生き延びたるなは丈夫な子で、
今までほとんど病気をしたことがありませんでしたが、
先日の7才検診でレントゲンを撮ったら心臓肥大が判りました。
投薬など必要な程度ではないのですが、
横になっている時間も多くなり、老いを感じるようになりました。
これからはゆったりのんびり過ごしてくれれば良いなと思います。
うちのうさぎは、るなを含め4匹中3匹が(人間の身勝手で)
命の危機に直面したことがある子なので、
うちに来て安心して暮らしてくれることがなによりの願いなのです。