東京から葉山に越して来た6年前の春、息子は横浜の高台にある共学のミッション校に通い始めました。

家族を駅に送って、田越川沿いの道を走っていると、同じ学校の生徒が駅に向かって歩いているのを見かけます。

決して近い学校ではないし、せいぜい一人とか二人とかなのですぐ顔を覚えるのですが、4月になって見なくなると、その時初めてあーあの子は高校3年だったのか、と分かります。

こうやって6年間入れ替わりを見て来ましたが、いよいよ息子の番が来たんだなと。

さて、この季節になると、やたら卒業ソングって耳にしますが、あれって基本、大学とかじゃなくて高校卒業なんですよね。

制服もこれで最後、仲が良かった友達もそれぞれの道を行くみたいな。

卒業式を終えて、教室だの部室だので感慨にふけるイメージ笑。

当日、息子はカラッと帰ってきたのですが、卒業式に参列した妻曰く、なかなか感動的な式だったらしいです。

最後は教職員全員が礼拝堂の中をぐるりと囲んで讃美歌405番を歌いながら、卒業生を送り出して。いいですね、私もそういう感じが良かった。

さて、幸運にも春から都心の大学に通うことになった息子は、毎日のように友達と遊び、夜は（合格祝いの？）PS5でゲーム三昧です。私と違って、受験で全く燃え尽きず、（就職など全く考えず）好きな勉強ができそうということだけで学科を選んだので、4月からはきっと勉強三昧。のはず笑

卒業の季節に思う