この本を読み始めたのは、去年の秋だったんだけど。
途中で読んで止まってました。

久しぶりに読み返したら、とても面白くて、
そこからは一気読みです!





人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ、と
騒がれてから10年。
脚本家の赤羽環がオーナーとなったスロウハイツで
友人達が共同生活を送っていた。
好きなことに没頭し、夢を語り合い、
刺激し合っていた6人の元に新しい住人が
入ってくる。






この話は読めば読むほど好きになる話で
何度でも読み返したくなる!
読み終えるのがとても寂しかった。

でも、楽しい時間にはいつか終わりがくるし
終わらないと始められないものもあるんだよね。

トキワ荘ってこんな感じだったのかな??


ラストはさすが辻村先生!って感じだった。
たくさんの伏線が繋がったとき、やっぱり
そうだったんだ!ってすごく嬉しかった。

最終章を読むとき、読者はみんな頬が紅潮
するような感じになるんじゃないかな、と
勝手に想像してみる。

この話にもっと早く、せめて10代のときに
出会えれば良かったのに、な。

辻村先生の本「オーダーメイド殺人クラブ」を
に手に取ってから1年。
この1年で、たくさん辻村先生の本を
読ませてもらいました。
次はどんな話に出会えるのか楽しみです。