2週間くらい前に読み終えてたけど
なかなか書けなかった。。。

辻村深月さんのゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。





地元を出た娘と残った娘。
幼馴染みの二人の人生はもう交わる
事がないと思っていた。
しかし、チエミが母親を殺し逃げて
いるという事件が起こる。
みずほの脳裏にチエミと交わした約束が
浮かび、みずほはチエミを探し始める。


チエミが逃げる理由が分かって、
事件の真相が分かるとき、その時に
この題名の意味が分かります。

題名の意味が分かったとき。
胸がキュッとなりました。

母は母で、娘は娘ってことはずっと
変わらないんだな。


この作品は母娘の事だけでなく女同士の
事もリアルに書かれています。
女友達に向けられた悪意や、自分の
位置付けなどなど、
特にアラサー女性には共感できる部分が
沢山あるんじゃないかな、って思います。



作品に出てくる二人の娘に
この先、希望がありますように。