私が看護師を辞めて心理セラピストとして起業する、大きなきっかけになったYouTube動画を紹介するシリーズ。
第二回目の動画は「発症から告知まで」です。
私は新卒で就職してから退職するまで、脳神経内科の領域ばかり経験していたので、血液内科の専門的な知識はありません。
この動画で、白血病の初期症状の捉え所の無さに驚きました。
この動画でとてもショックを受けたのは、医師に自覚症状を信用してもらえない患者さんの苦しみです。
例え、それが肉眼で目視できなくても、検査で確認できなくても、患者さんが感じている主観は紛れもない真実。
実際に脳神経系の所見で、痛みの原因が無いのに痛みを感じてしまうと言う症状はありますが、痛みを感じていると言う主観を否定する権利は誰にもありません。
「信頼されない」「尊重されない」
これはルリ子さんのケースに限ったことではないと思います。
私は看護師をしていたときに、夜間に１時間おきに尿意があってトイレにお連れしていた患者さんがいました。
夜中でも患者さんからナースコールは何百回と来ますし、緊急で入院してきた方の対応や重症患者さんのケアもしながらのトイレ介助は、本当に厳しいこともありました。
正直「この尿意は本当なのか？」と疑問だったこともありました。
例え、尿が全く出なかったとしても、尿意があることは紛れもない患者さんの主観であり真実なんですよね。
ありのままを認められないことに対する怒り
病気に限ったことではないなぁ、と、心の底から感じます。
後半では、余命宣告をされてから気づいたことについて述べていらっしゃいます。
ルリ子さんもご主人も、死の恐怖と不安が大きく湧きましたが、ルリ子さんの方がいち早く感情がおさまったそうです。
看護師を２０年以上経験してきた中で、女性の方が病気や死を受け入れるまで、その期間が短いように感じていました。
人工呼吸器を装着して延命するかどうか？と医師に説明を受けて、延命を望むのは明らかに男性が多かったです。
感情が落ち着いたルリ子さんは悲しんでいるご主人を見て、残される側の苦しみは逝く側の何倍も大きいということに気が付いたのだそうです。
生きていてくれるだけで十分だ
ご主人は、そんな風に感じていらっしゃったかも知れません。
私は最近、こんなことを考えます。
なぜ、生まれた時には「生まれてきてくれてありがとう」、亡くなる前には「どんな状態でも生きていてほしい」と感じるのだろう？と。
なぜ、それ以外は生きているだけで許されないのだろう？
なぜ「男だったら良かったのに」と、女性であることが許されないのだろう？
なぜ、誰かの役に立たなければ存在してはいけないのだろう？
『存在意義』という課題を紐解き始めたら、こういった疑問が山ほど出てきました。
病気は『存在意義』の課題を強烈に見せられるので、本当に苦しくなります。
滅多に病気をしない私ですが、腰椎椎間板ヘルニアを発症した時に、きっちり見せられました。
そして今、ようやく課題の仕上げが行われています。
この課題を仕上げる頃には、私のコンテンツが完成を迎えるような気がしています。
私の発信していることにピンと来る方は、きっと動画の内容が響くはず。
是非一度、全ての動画をご視聴ください。
↓下にスクロールして頂くと、全シリーズのリンクがあります。
もっともっとスクロールして頂くと、１０月２９日開催のzoomオフ会の告知もあります。
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次回のお茶会はランチもします♪
日にち：11/7（日）１２時〜 （ランチの予約の都合上、時間変更しました）
場所：千疋屋総本店 2階 デーメテール
これまでは私からのプレゼン形式でしたが、試験的に参加者同士での体験のシェアやディスカッションの形式にします。
参加費は無料ですので、参加費に回す予定だった予算を、是非、思う存分食事を堪能するために使って下さい(^ ^)
ランチをしながら、みんなでワイワイ語り合いましょう♪
お申し込みは、こちらのフォームからどうぞ！
予約の都合上、申し込みは１０/３１締め切りとさせて頂きます。
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感情処理の指針となる動画『マイベスト』
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１０月２９日 ２０時〜 自分が感じた「怒り」の感情について、ゆるぐだディスカッションします。
患者さんの「怒り」の感情を通して、第一次感情を掘り下げた体験談なども話したいと思います。
本来の自己に最も近い感情である「第一次感情」。
色んなことが苦しくなるのは、この第一次感情を見失っているから。
第一次感情は、どうやって見つけるのか？について、皆さんの意見をお聞かせください。
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