緊張。
イメトレ通りに渡せるかな。私のこと覚えてもらえてるかな。喜んでもらえるかな。いい方へ、悪い方へ、思考ぐるぐる行ったり来たり、手に汗にじむ。
そして、想像以上喜んでくれた彼女。喜んでくれてよかった。来てよかった。その笑顔を見れただけで満足だ、さぁ帰ろ。と、きびすを返しそうになるくらい、喜んでくれました。
何かあったその瞬間に、素直に感情を出すってなかなかできないことだ。彼女ががみんなに愛される理由だなぁ。
この日は仕事を終えて、いそいそと新幹線に飛び乗って、pesmiちゃんのライブへ(予告なしで)おじゃましたちょっと早いお誕生日のサプライズ。共通の音楽仲間からのプレゼントを引っ提げての、一大ミッションだったのです。
念願のpesmi Show。この日は大阪のギターガールChiliちゃんを招いてのツーマンライブでした。
生で体験するのは初めてだった。尊敬してやまないアーティスト。
届けに来たのに、いっぱいもらってしまった。ううん、このライブが目的ではあったけれど、想像以上に呑み込まれた。
玄人レベルの打ち込みもされる彼女ですが、アコースティックだと曲と声の良さが浮き彫りになる。
ピアノの音と一体になったダイナミクス。
語るように歌うバラード。
伝わるってこういうこと。
そして、大阪のギターガールChiliちゃん。
クールな表情、美しい笑顔。
あったかい関西弁と体温を感じる歌。
世界の感じ方。
細くて白くて長い指。
もうこの人は、ギターが無くてはダメなんだろうな。
pesmiちゃんもそうだけど、完全に音楽がアイデンティティに、表現手段になっている。
自分にはないハングリー。
まぶしいよ。
今回は、pesmiちゃんがChiliちゃんのことをこちらの人々にもっと知ってもらい、つなげていこうと企画したライブで、その情熱とおもてなし精神が的確で気持ちよくて見習おうと思った。私もしっかりつなげていただいちゃった。ドキドキ。
こんなふたりの掛け算は、すごくないわけがないでしょう。
そしてアンコール。
Chiliちゃん「すみません、どうしても歌いたい曲があって。pesmiちゃんには申し訳ないけどひとりで演奏してもいいですか?でもみんな知ってる歌なので一緒に歌ってくださいね」と、ハッピーバースデーを歌い出す。
そして。pesmiちゃんのだんな様がケーキを持って登場するサプライズ!!こりゃぁ粋だよ~
だんな様、マーペン。とにかく優しくて、まっすぐで、おしゃべり上手で、緊張しい(らしい)の愛すべきピースな精神の持ち主。
あぁ、出会うべくして出会った二人なんだろうな。幸せを分けてもらったなぁ。
pesmiちゃんのお仲間にもお会いでき、みんな耳が良くて、いい音楽に目がない!って感じが、とてもいいなぁ。
音楽を愛する優しい人たちが集う夜。その中にいさせてもらえてしあわせだった。ありがとう。
Happy Birthday pesmi !!!