先週、突然、あるソロが弾けるようになった。
徐々に上手くなってる実感はなくて、もう諦めそうになってたところでポンっと進化した感じ。

ピアノを習っていた時から、こういう突然できてしまう瞬間というものがあって、その快感たるや。これだからやめられないのだ。

譜を追っていても何のことだか、という日々が続いた。そんな時って楽しくない。でも何かを掴んだ瞬間、何か見えた瞬間、一気に楽しくなって、譜面とシンクロしたように指が動くのが不思議で面白くて、思い出すと弾きたくて弾きたくてしょうがない。⇦今ここ


そしてそこからの暗譜⇦これ苦手
手元に視線を落とした途端、真っ白になるという、根っこがクラシックピアニストなのですねぇぇ。
これは一生の課題だろうから、最近は譜面があっても意識的に手元を見ながら弾く癖をつけている途中。


続けていれば、いつか弾ける時が来る。
常に耳を澄まして、理想のプレイをイメージして、できなくて当たり前、と開き直ってどんどんやる。馴染みのないジャンルだって、ビビッときたら音にする。そうしてまだまだ進化できるのだ。

そういう訳で久しぶりに快感だった、この気持ちを忘れぬように、自分。