【1. 任期を2期までに制限する制度】
メリット
・新陳代謝の促進: 長期在任を防ぐことで、常に新しい視点やアイデアが政治に反映され、時代に即した政策が生まれやすくなります。
・権力集中の防止: 同じ人が長期間権力を握ることを防ぎ、権力の固定化や腐敗リスクを軽減できます。
・政治家の責任感向上: 限られた期間内で成果を求められるため、迅速な意思決定や政策実現が促される可能性があります。
デメリット
・経験と専門知識の蓄積不足: 長年の経験に基づく知識が十分に活かされにくくなり、政策の連続性や深みが損なわれる恐れがあります。
・短期志向の政策形成: 任期が短いため、長期的な視野での大規模な改革や計画が立てにくくなる可能性があります。
・人材育成の課題: 政治家としてのキャリアパスが制限されることで、有能な人材の継続的な育成や確保に支障が生じるかもしれません。
【2. 政策を掲げない政党】
メリット
・柔軟な対応: 固定された政策がないため、社会情勢や世論の変化に柔軟に対応でき、特定のイデオロギーに縛られず多角的な判断が可能となる場合があります。
・多様な意見の吸収: 明確な政策軸がない分、内部で幅広い意見や地域の声を吸収しやすくなる可能性があります。
デメリット
・政策の透明性や方向性の欠如: 具体的な政策が提示されないと、国民や有権者に政党の理念や将来のビジョンが伝わりにくくなります。
・信頼性の低下: 政策がないため、どのような問題にどう取り組むのかが不明瞭となり、支持基盤の形成や維持に苦労する恐れがあります。
・責任の所在の不明確さ: 明確な行動計画がない場合、問題が生じた際に誰がどのように責任を取るのかが不明瞭になり、政治的な信頼を損ねる可能性があります。
【総合的な影響】
任期制限によって新しい血が入る一方、経験の不足や短期的視野に偏りが生じるリスクがあります。また、政策を掲げない政党は柔軟性がある反面、具体性や透明性が欠けるため、国民に支持されるための信頼構築が難しくなる可能性があります。これらの制度を導入する場合は、短期的な刷新効果と長期的な政策実行のバランス、そして政治の透明性や説明責任の確保が重要な課題となるでしょう。
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『任期を2期までに制限する』メリットの、新しい人材が入るのはその通り!
『政策を掲げない』のデメリットの、“責任の所在が明らかにならない”っていうのは、確かに👍そうだな。個々の議員の考えを統一する方針がバラバラなので。
そして、
『任期を2期まで』として、選挙制度そのものを連続2期までに法改正をしたら良いのでは、と考えたが、
全て一律2期までとせずとも、実力があれば残っていく一方、公約が連続2期までの党に一定の存在意義があれば、ある種の一定の当選枠として存続するような気もします。
また、
『政策を掲げない政党』については、
石破首相の言葉のように、
石破(党首)の言葉。
「当選したら、公約は守りません。自民党だって、いままで守ったことは無い」
って、平気で公約を守らない党も有りますしね。
政策なんて飛び込んで初めて具体的になるものなのかもしれませんし。ぶち当たった問題を急を要するものから、優先順位で取組んで片付けてゆくとか...性善説に立てば、硬直化した政治が変わっていくのかもしれません。
しかし、昨日の石丸伸二氏の言動には、
国政に関与しないと言いながら、再生の道について、
“今夏の参議院選に介入することを検討している“であったり、
“国政に維新と友党(!?)“と軽い冗談のように発言したりしている。
ひとりの一般人としてならまだしも、再生の道を政治団体として、もはや選考途中段階で、人を率いているのに、いまさら、ブレたことを言い始めていることに、かなり不信を感じ始めています。
なぜなら、政策がない事を、良いようにも悪いようにも利用できるから。
再生の道の、団体の中にいる人々は、そのような事を看過できるのだろうか。
友党などというのでは、党利党略に繋がるのではないか。
声高に叫んでいた”是々非々”は、どこへ行ったのか。
国政に介入するからには、政策の是々非々を重きにおいて欲しいと思う。
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ちなみに、再生の道での国政政党介入の話の中で、私が最も気になっている政策は、
グローバリズム関連です。(LGBT・夫婦別姓・ジェンダー平等・多様化推進、帰化・国籍問題、海外経済支援(キックバック・SNS含むメディアコントロール))
賛成反対どっちを表明するのか、動向を見守りたいと思います。
(石丸氏が常に言っている、効率化・全体最適化の方針については大賛成。)
個人的には、
効率化・全体最適化と
“反”グローバル施策は、
同時に、もしくは、どちらかというと反グローバル施策の方が急務だと思っています。
国ごと飲み込まれて乗っ取られてからでは、遅いので。


