本日(6/25)の2020年建築家住宅は、
『近代照明のご案内』
写真の照明は、旧三越シルバーハウス 入口ロビーにございます。
昨日24日、旧三越シルバーハウス見学会 の際に撮影しました。
特に照明について、見学会より、興味深い点をピックアップしてみました。
・写真の照明は、建築家、吉田五十八氏と彫刻家、多田美波氏が何度も打合せを重ねて設計した照明。
・リーガロイヤルホテル(大阪)のメインラウンジで使用している照明と共通点がある。
・空間が大きくなると、照明の存在が重要。
・日頃メンテナンスしている方の電球交換の苦労話。 電球1つ交換するのに、かなりの時間と技術を
要する。
ご参考まで
旧三越シルバーハウスについて
・1972年に完成。 建築家、吉田五十八氏(1894-1974)の設計。
・現在、駒澤大学が所有しております。 場所は、駒澤大学深沢キャンパスの敷地内。
・1973年完成した外務省飯倉公館(外務省の迎賓館)の外観、間取りにおいて、共通点が多い。
建築家・吉田五十八氏(1894-1974)について
・吉田五十八氏(よしだ いそや)は、日本を代表する昭和の建築家のひとり。
・東京美術学校(現:東京芸術大学)を卒業。
・日本建築の近代化を押し進めた人物です。 新興数寄屋の大家として位置づけられています。
建築を考える上で、照明が果たす役割について、様々な視点から話し合ってみてもいいのでは!
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