本日(5/17)の2020年の建築家住宅
『琉球畳』
写真は、LAPIパートナーの株式会社コヤマアトリエhttp://www.koyamaatelier.com/ より
使用させていただきました。
畳は縁なしがいいです!(琉球畳のこと!?) というご要望も新しいというよりスタンダードになってきて
おります。そこで、琉球畳について、まとめてみました。
・現在、琉球畳とは、縁なしの半畳サイズで縦と横の寸法が等しい正方形の畳のことをいうことが多い。
・昔は、原草になる「七島イ草」が、以前は琉球(沖縄)で採れた為に、業界内で琉球イ草を使った縁を
使わない特殊な畳を総じて「琉球畳」と呼んだ。
・「七島イ草」を栽培しているのは、大分県国東半島に生産農家がありますが、高齢化に伴い減少して
おり、ほとんどが中国の四川省での生産となっております。
・畳表は、中国産が70パーセント以上だと思われます。 かと言って、決して悪いモノではありません。
中国産は品質向上が進み国産を上回っているのが現状です。
・本来の琉球畳は、調湿性や防臭・消臭性が高く、一般のイグサと比べて耐用年数が約5倍長い、といった
特性があり、昔から柔道畳や商家の店先、農家作業場などに縁をつけずに使われていました。
最近では、琉球畳の置き畳というご要望も多くなっております。 また色のバリエーションも充実してきて
おり、選択の幅が広がっています。
参考サイト 畳アラカルトHP⇒http://www.tatami-alacarte.com/syurui/ryukyu_tatami/
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