川柳御陰参り◎川柳御陰参り一本の柄杓で参るありがたさぬけ参り人のなさけをくんで行き何事のおあしももたず抜参天下晴れてのかけおちは神路山もし伊勢と思ふが親のちから草人間のせんたくをする五十鈴川伊勢へつく日は元日のつもりなり神代より日月今に地におちず二昔たつと鰹も新しい鰹木のふる世にもなる二十年一萬度大きく守り給ふなり