~イタリア旅行7日目 in ミラノ(7/29)

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世ガッレリア通称「ガッレリア」を北方向へ抜けると…
レオナルド・ダ・ヴィンチ像がある「スカラ座広場」が見えるはずですが…
なぜか私には見えなかった~

なんでだろう
不思議だ~。
スカラ座広場は全く目に入らなかったけど…
スカラ座しっかりと見たんだよね~。ほーんと不思議。

スカラ座(Teatro alla Scala )
ちょっと外見は想像していたより地味な佇まいですが…


正式名称は公国立スカラ新劇場(Nuovo Regio Ducal Teatro alla Scala)と呼ばれ
1778年に建造されました。

新劇場という名がついているのは、現在の建物は二代目だそうです。
初代の劇場は、テアトロ・デュカーレ(Teatro Ducale)と呼ばれ、
1776年に焼失しています。

現在のスカラ座は、サンタ・マリア・アラ・スカラ教会があった場所に、
教会を取り壊して作られました。

取り壊されたサンタ・マリア・アラ・スカラ教会は、
ミラノ僭主ベルナボ・ヴィスコンティ(Bernabò Visconti)に嫁いできた、
ヴェローナを支配していたデッラスカラ家の娘
ベアトリーチェ・レジーナ・デッラ・スカラ(Beatrice Regina della Scala)の
ために建てられたもの。
…でその彼女の名前にちなんで名づけられたそうです。
(ここで、午前中に行ったヴェローナのスカラ家とミラノがつながった~。)

公国立スカラ新劇場(Nuovo Regio Ducal Teatro alla Scala)は、
1778年8月3日に落成し、アントニオ・サリエリ作の
『見出されたエウローパ』でこけら落としを行ったそうです。


しかしその新劇場も第二次世界大戦中、1943年爆撃で大きく破壊。
現在の建物は1946年に再建されたものだそうです。



戦争や老朽化などで何度となく改修されてきたスカラ座。
もっとも最近では2002年から2004年の間にかけて
スイスの建築家マリオ・ボッタによる大改修行われ、
通訳機能付きのモニタが観客席に設置されたり、
最新の舞台装置が導入されるなど、伝統的な雰囲気を守りつつも
時代に対応するハイテク化も進んでいるそうです。

スカラ座でオペラを観るなんてことは夢のまた夢。

でもいつか…そんな日が来たらいいなぁ~。

スカラ座広場が目に入らなかったわりに…
広場通り越して…周りの建物はしっかり写真とってるだよね~。

ガッレリア・デイタリア美術館(GALLERIE D`ITALIA)
最初、こっちがスカラ座かと思っちゃったくらい、
立派な建物です。
BANCA COMMERCIALE ITALIANAと大きく刻まれていますが、
イタリア商業銀行の建物。
その後インテーザ サン パウロ銀行の支店になってたようですが、
2011年に美術館に生まれ変わったそうです。
この建物は、1900年年頭にスカラ座広場の設計者、
建築家ルーカ・ベルトラミの設計で建てられたもの。





スカラ広場は上の写真の左側にあったんですね~。
どうもよく見ると、大きな木の裏側にレオナルド・・ダ・ヴィンチ像があったみたい。
ミラノへ行く前にもっといろいろ調べておくんだったなぁ~。


マリーノ宮(Palazzo Marino)
スカラ広場を挟んでスカラ座と向かい側に建っています。
1500年代半ばにジェノバ出身の銀行家トマーゾ・マリーノが、
一目ぼれしたヴェネツィア貴族のアーラ・コルナーロの為に建てたお屋敷なんだって~。
スカラ座広場の中で最も古い建物だそうです。
現在はミラノ市庁舎。




さぁ次はミラノ大聖堂の見学です。