『先輩有り。遠方より来る。亦た楽しからずや』 | 『こころとからだと人と自然と。』

『こころとからだと人と自然と。』

人生5回も死ぬ目に遭えば、否が応でも強く、しなやかになる。
人生を楽しみながら歩く錦ちゃんのブログ。

こんにちは♪錦ちゃんです(‘-^*)/

去年は山岳部時代の大先輩が

唐津へ来てくださいましたが、

今年も別の山岳部の先輩が来てくださいました。

僕は福岡へ行くのも億劫なくらいなので、

望外の喜びです。

短い時間でしたが、

久しぶりに先輩とお話できて

とても楽しかったです。



大学時代一緒に登った山の話になり、

谷川岳コップ状岩壁左岸壁の話になりました。

ここは岩登りのルートで、

最大の難所はルーフ越えです。

ほぼ垂直に切り立った岩の壁面から、

庇のように突き出たルーフを越えていきます。

そこをアブミという縄梯子のようなものに、

全体重を預けながら登っていくのです。

 

 

まさにこんな感じの場所でした。


ちなみにこれは僕ではありません(笑)



この左岸壁のルートは、切り立った場所に

ルートが引かれており、ルーフから落ちると、

数百メートル下のところまで

何も激突することもなく落ちていくんじゃないか、

というくらいの高度感がありました。

岩登りの中では、

一番怖かった場所だったと思います。

あまりの怖さときつさで、ルーフを抜けた後、

ゼエゼエと息せき切っていた記憶があります。

山登りを始めて、たかだか2年くらいの人間が、

よくあんなところを登れたなぁ。

今もバリバリの現役クライマーの先輩から、

引っ張り上げてもらったおかげでしょうね。

先輩には本当に感謝です。