在中日本国大使館粋

 

●北京市政府は,3月24日,国外から北京市内へ移動する者に対し,更に厳格な予防・コントロール措置を行うことを発表しました。

 

●具体的には,25日0時から以下の措置が実施されます。

(1)北京市の入国審査場からの入国者は,目的地を問わず,全員に対して集中隔離観察とPCR検査を行う。

(2)14日間以内に国内の他の入国審査場で入国し,そこから北京市内に移動する全員に対し,集中隔離観察とPCR検査を行う。

(3)隔離観察の措置は自己負担で,PCR検査費は基本医療保険又は商業保険等への加入の有無等の関連規定に基づき取り扱う。

(4)70歳以上の高齢者,14歳以下の未成年,妊婦,基礎的疾患等を患っている者も,まず,集中観察所に行き,PCR検査を受け,合格後に自宅観察が可能となる。(当館注:自宅観察を行うためには,事前に居住地の社区に申請し,社区の厳格な評価を経て,自宅観察の同意を得ることが必要。)

※(4)については24日午後の北京市記者会見での発表。

 

●この措置について在中国日本国大使館から北京市当局に対し照会を行っており,これまで以下の点を確認しています。

・国際線で北京に来る者は,先に国内の別の空港で検疫を受け,発熱症状など特に問題が無ければ北京に来ることができるが,既に他空港で検疫を受け問題無く北京に到着した者も,北京到着後には,これまでどおり集中隔離されることに加え,PCR検査を受けることとなる。

 

●北京市政府の措置は連日変更されています。北京首都空港をご利用予定の方は,北京市政府当局の発表や当館からの発信など最新の情報収集に努めて下さい。また,各社区やお住いのマンション等によって具体的な措置が異なる場合がありますので,お住まいのマンション等にご確認下さい。


○北京市の措置の発表(中国語)

http://www.beijing.gov.cn/ywdt/gzdt/t1623380.htm

 

○北京市の記者会見(中国語)

https://mp.weixin.qq.com/s/h4w00UJzJTEnKsmgetdNHQ