小学校からの友達で中学の時に私を吹奏楽に誘ってくれた友人。8年前に再会し彼はトロンボーンの名手でした。頭脳明晰、ある保険会社の取締役でもありました。中学の吹奏楽部が廃部寸前なところを3年生の時にはコンクールで優勝するまでになっていました。1年生の後期にはバンドフェスティバルでお互い選抜に選ばれ、超有頂天時代のアンサンブルコンビでした。その友人と再会した頃に私が楽団に所属するのをとても喜んでくれて、「いつかまた並んで演奏しよう」それまで私は楽団にいるからと約束しました。しかし、もうそんな夢も叶えることが出来なくなりました。その親友が他界してしまいました。今年はクラス会や吹奏楽のOBOG会をやろうとも言っていたのに、悲しくも悔しい気持ちで一杯です。お前のトランペットの音色が一番好きだと言ってくれてた親友、「馬鹿野郎!」って言いたい。今度会う時はワーグナーのタンホイザーを一緒に演奏しよう。

それまでに練習しといてくれよT。