乾燥が気になる季節、出先のトイレでふと鏡を見ると、顔から粉ふきの悪夢…なんてことは絶対避けたいですよね。今日は顔から粉がふいてしまうメカニズムと予防法についてお話ししたいと思います。エルメス
■粉ふき肌とは
粉ふき肌とは、乾燥した肌が更に白っぽく粉をふいてしまった状態のこと。粉ふき肌が悪化すると肌がパリパリになってしまい、ひび割れ、めくれ上がってしまうことも。
■粉ふき肌の原因
粉ふき肌の一番の原因はズバリ乾燥。と、いっても健康な肌の場合、角質層が肌を守るためのバリアの様な役割を果たして潤いを保つことが出来ます。しかしながら寒さや乾燥といった要因によって、肌が弱ってしまうと正常な角質層を保てなくなってしまいます。
そうなると肌の柔軟性が欠落してしまい、角質層に亀裂が入り、粉ふき肌となってしまうのです。
■超簡単対策2つ
（1）化粧水で対策を
カサつきや粉ふきといった理由による肌トラブルには肌荒れを防ぎながら、潤いを与えてあげる事が大切。いつものスキンケアは化粧水と乳液だという人は、乾燥を感じた場合は乳液をクリームに変えてみるのも手。
また、この時期は化粧水をとろみのあるものにしてもぐっと肌のカサつきは緩和されます。その際は手のひらだけで馴染ませずに、コットンを使って肌の奥まで浸透させるのも忘れずに。
（2）毛穴を開いてからスキンケア
粉ふき肌対策に欠かせないのは、まず肌を柔らかくしてあげること。硬く乾いたスポンジがなかなか水を吸い込まないのと同じで、乾燥してカサついた肌に化粧水を馴染ませようとしてもなかなか浸透しません。
スキンケアの最初にスチーマーや温タオルで肌を柔らかくし、毛穴が開いたところにパッティングやコットンパックなどで化粧水をたっぷり入れ込むことです。そうして肌を柔らかくほぐして、化粧水やクリームが浸透しやすい状態になれば粉ふき肌は撃退出来たも同じと言えそうです。
百年の恋も冷めてしまいそうな粉ふき肌は絶対防ぎたいもの。スキンケアアイテムやスチーマーなどを上手に使って冬でも思わず触れたくなるような肌を目指したいものですね。シャネル
（前田紀至子）