完全なる妄想です☆
声優業界の一端を見て(あくまで一端を見て)思うのだ。
現状、声優になれる人となれない人の実力の差というのは、
無いと言っても過言ではないと。(大きく出ました。)
なれる人には、プラス要素があるかどうかが一つのポイントである。
作品によってはルックスの良さや歌唱力が求められるのだ。
また、マネージャーやディレクターとの巡り合いの運もある。
声優事務所について、私は一石を投じたい。(あくまで希望)
事務所の仕事は、大まかに言ってしまえば
所属タレントとクライアントを結ぶというものだろう。
クライアントとしては、信頼のおける事務所から送り込まれるタレントに対し、
ある程度の信頼(実力を期待する以外に出所など。)を持つことが可能な為、
この3つの関係は均衡を保って長年続いてきた。
しかし。
私はひどく勿体無いと思うのは、
声優としての実力が十分あるにもかかわらず、
声優になれない人が沢山いるという現状だ。
(なれないのはなれないなりの原因がある、という話題は別として。)
こんな場合がある。
「事務所の中で既に同じようなタイプの声優がいるので採用できない。」
もはや、当人の責任では無いところで声優事務所に所属できないケースもあるのだ。
「売り出し難い」「演技レベルが低い」等の判断を事務所は行う。
だが、たった数人での話し合いによって、声優としての価値は決められないものだ。
現にA事務所で全く相手にされなかったがB事務所で売り出してもらえた、
というケースは往々にしてあるのだ。
スタジオ現場でもそうだ。1制作会社では不評でも2制作会社ではまた呼ばれる。
そう考えると、声優事務所は、タレントの障害となってはいけない、
売れるかもしれない芽をそこで摘んではいけないのだ。
ましてや、新人をつらまえて見下すなど以ての外である。
今やITの時代である。
この不条理な現状を打開し、
クライアントは更に選択肢を増やしコストを削減させ、
タレントは更に自由でやりがいがありチャンスが増える。
そんな体制を実現できないものか。
そこで【妄想プラン】。(笑)
IT企業がやってくれないだろうか…。
一つのシステムを構築してほしい。
まずクライアント(制作サイド)にシステムを導入してもらう。
手始めに、ゲーム制作会社やCM制作会社といった、
「言い値」で声優を使う企業向けに、ソフトを無償提供すると良いかと思う。
それから、声優を無制限に受け入れ、登録してもらう。
クライアント側は、○人枠で声優を募集し、
(先着順か書類選考かオーディション実施かはクライアントが決定。)
各作品に有用な人物を選定し、使用する。
こうすることで、声優は希望する制作サイドとリンクを張ることができる。
声優はアニメやゲームをやりたいと思えば、その制作会社に応募し、
また制作サイドも、使用したい声優がいれば、直接リンクを申請することができるようにする。
声優事務所を挟まないことで、その分のコスト削減につながるのだ。
が、ここで生じるのは「信用問題」である。
声優サイドからすれば、信頼のおけるクライアントかが不安である。
クライアントからすれば、信頼のおける声優かが不安である。
相互の関係を取り持つ主体となるIT企業(事業主)は、規約を設けなくてはならない。
事業主は、誓約書の作成や申請様式を用意し、
違反した場合は損害賠償を請求できるなど、
法的措置が明確に下される体制を厳重に整えておかねばならない。
事業主は、クライアントとなる制作会社の選定については、
制作実績を調査するなり、新企業でも信頼性に足るか調査するなり、
声優の身の安全を第一に考えるべきであろう。
声優に対する信頼については、下記の内容の中で述べていこう。
声優がこのシステムに於いて、やるべきこと。
まずは、ネット環境と口座を持っていることが条件である。
声優は事業主に登録申請をし、規約同意後、登録声優となる。
その後、「マイページ」が付与され、プロフィールを作成する。
・本名(非公開)
・住所(非公開)
・口座(非公開)
・芸名(全体公開)
・性別(全体公開/クライアントのみ公開)
・誕生日(全体公開/クライアントのみ公開/非公開)
・出身(全体公開/非公開)
・プロフィール(全体公開)
・PR文(全体公開)
・宣材写真(全体公開/クライアントのみ公開)
・サンプルボイス(全体公開/クライアントのみ公開)
・スケジュール(クライアントのみ公開)
・通勤可能エリア(クライアントのみ公開)
・出演実績(全体公開/クライアントのみ公開)
作成し終えたら、声優の募集を行っている企業一覧(登録声優・クライアントのみ公開)を
確認し、希望する条件に合えばエントリー。
了承されれば、仕事かオーディションの申し出があるまで待機となる。
その間、スケジュールにNG日程等を記入するなど、マイページメンテナンスを行う。
実際に仕事が来て出演が決定した場合には、自動的にスケジュールへ日時が書き込まれ、
その日時には他の仕事は受け付けられなくなるよう、プログラム管理される。
仕事を終えると、出演実績がプログラムによって更新される。
翌々月に口座へ入金され、明細書並びに減税徴収や確定申告の計算等も自動的に作成される。
声優に対する評価は、リスナー評価とクライアント評価、各項目が設けられ、
リスナー評価は声優自身も確認できる項目となる。
が、クライアント評価は、クライアントのみ閲覧できる項目となる。
リスナー評価は一般の視聴者が採点する為、匿名となるが、
クライアント評価はモラル重視の観点から、クライアント間で、採点を付けた企業名が公開される。
こうすることによって、声優の信頼性が構築されていく。
制作サイドによる声優の管理について。
まずその時に募集したい声優定員人数を設定し、応募をかける。募集は複数回分けても常時でも構わない。
その中から各制作現場で使用したい声優を起用。
既定の契約申請書に従い、制作概要や雇用金額を明記する。
声優が了承し、その後仕事が完了したら、事業主の口座へ一括入金する。
声優事務所が存在しないリスクの一つに、もしものときの代役を立てられないことが挙げられるだろう。
その回避策として、制作サイドは代役候補を募集することができるものとする。
代役として募集し、応募者にはスケジュール調整を行っていてもらう。
実際に代役の仕事が発生しなくても、互いに責任を負わないものとする。
声優サイドにとってみれば、骨折り損かもしれないが、意欲を示せるチャンスではある。
事業維持の収入源は、登録声優からの年会費とする。
三千円ほどの、低価格で行ってもらいたい。
仕事をする為にお金を支払うのは、一見理に適っていないようだが、
現状、養成機関や事務所所属料を支払う体制を考えれば、極めて良心的となる。
もしも完全フリーで声優をやっていけるとなれば、登録を解除すれば良いのだ。
事業主の役割としては、クライアントの確保、システムメンテナンス、請求書や明細書の郵送等となるだろう。
声優サイドと制作サイドとのトラブルに関しては、基本的に干渉はしないが、問題解決には協力はすべきである。
その為に、クライアントに対して雇用の相場を提示することや、
声優に対して、マナーアップ研修受講を促すなど、業界内の疑問点を解消させる働きをしなければならない。
私の【妄想プラン】は、取り敢えず以上である。
全ての人に全てのチャンスを。
現在は、声優事務所と制作サイドとラインが無い場合や、
協会に入っているか入っていないかで、受けてはならない仕事もある。
そして懸念されるのは、制作サイド自体が声優事務所を設立し、グループ会社制作の作品に出演できることは良いが、
他会社もその形態を取り始めれば、声優の仕事の幅は益々狭くなっていくのではないかということだ。
理想の形は、声優の希望する仕事現場を明確に発信できることである。
果たして希望通り仕事ができるかできないかは、もちろん制作サイドが判断することには変わりない。
ただ、制作サイドから見ても、自由に人材を選択でき、制作に対して心底意欲的に取り組む人材を望めることは、
実に大きなメリットと言えるのではないだろうか。
現代社会は、インターネットの普及により、十年前に比べても通信手段は明らかに変化している。
その為今後企業は、東京に社を構えることに拘らなくなるのではないかと私は考えている。
すると、声優は東京集中から地方分散へと需要の変化が起こる可能性もあるのではないか。
地方在住者は地方企業との結びつきを強くする方が良い。
現在の状況では、声優事務所は東京中心となっている。
もしも上記のプランであれば、資金面や年齢面などで上京できない声優志望者にも、チャンスは巡ってくる。
声優と制作会社に直通のラインを。
大手IT企業さん、どうか…平等で自由な未来の開拓を、お願い致します……。
------------------------------------------------------
傍白。
この立場で書くのはいけないな…。
私の場合は感謝はしてる。それでも、変えていくべきだと思うから。