先月。…の、前号で…。

「ペルシャ湾岸の踊り特集号」話からの、

イラン南部の海沿いの、
相当マニアックな音楽のリンクを貼ったけれど…。


そぅそぅ。

毎年、3月の春分の日は。

ペルシャ文化圏の、お正月。

「ノウルーズ」、と言うだ。
春が来たことを祝うニコニコ


ペルシャ文化圏の踊りをやっていると…。

3月は、わりと、
このノウルーズ系のイベントで
ちょっぴり忙しかったりするニコニコ


この「ノウルーズ」。

イスラム教とは関係なくて。

イスラムよりもっと古い、
ペルシャの、紀元前から続くゾロアスター教由来。


イランの人々は、
この歴史ある独自の古い文化を、
今もとても大切にしているのだニコニコ

(アラブ人によって、
イスラム教によって、
7世紀にペルシャが征服されてしまった…汗
…という "残念感"を。
大なり小なり、未だにイラン人は、コッソリ持っていたりする)


この、ゾロアスター教由来の、ノウルーズ。

ペルシャ文化圏で祝われるものなんだけれど…

ペルシャ文化圏と言えば、
ザックリ、
「~スタン」と名の付く国々。


(そもそも「スタン」は「(ペルシャの)州」という意味

だから、キルギスのように、
キルギスタン→キルギス
に改名する国もあるけれど。
もはやペルシャ帝国の州じゃないからサ。)


でも、ペルシャ文化は周辺国でも根強く残っているので、

現 ~スタン国も、
元 ~スタン国も、
ペルシャ暦の正月を、
飾ったり歌ったり火を焚いたり、で祝う。


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ノウルーズのお祝い込みの、
春の民俗楽器セッションの会
@東京・立川 あちゃ
ペルシャ独特の太鼓、トンバク、の奏者、蔡怜雄氏と


キラキラ