2017 らにすけ 灘中目指します

2017 らにすけ 灘中目指します

日能研関西6年灘特進在籍中。受験までの山あり谷有り。
心のさけびを綴ります。

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3連休も終わり、桜も開花。春休み(休みじゃないけど)ですね。
給食のありがたみを感じます。
らにすけは次男で灘中受験も実は2回目。
1回目の受験は、まさに<修行>でした。
兄は社会が好きで関西では特に受験に必要でない
社会を5年生が終わるまでとっていました。
その頃は漢字組、表紙組の常連。
6年になって3科に集中!になった途端、
あれよあれよと成績が下降。そんなに社会に助けられ
てたのか?ペースが崩れたのか?初めはちょっとした
スランプ?くらいに思えてましたが、だんだんこれが
実力なのかも、と思うようになり
頑張っても結果が出ない⇒自信喪失⇒成績下がる
負のスパイラルにどっぷりはまり込みました。
もともと国語男子で算数が弱かったところに
6年になって灘の算数を取り扱うため、一気に難度が
あがったことも原因でした。日能研に相談するも、引き
上げてくれる様子なし。
実力はあるので志望校変更せず、基礎をしっかり復習して
きっかけを待ちましょうとのゆるいお答え。
この頃、今思い出しても辛い。それまでは何も考えずこな
していたテストが怖くなって。結果が出る日は朝から胃が
痛くて吐きそう・・。
地面にめり込みそうな毎日。本人、「僕、アホなんかな」って。
関西男子校では灘がワントップです。うちもそうですが、小さ
な頃からそこに憧れ、塾に通い目指します。それまで順調だった
のに6年になって崩れるとは!。゚(T^T)゚。モチベーションが下がる
とゲームやテレビに逃げるようになります。喧嘩もたくさんしました。
負が群れをなしてやってきた感じです。
打開策に算数の家庭教師に来ていただきました。プロの方です。
算数の点が取れない理由がすぐ判明。
式がまるでかけていないこと。兄は算数の問題を解くとき、妙な
動作をします。これは高校生になった今でもしますが、親指と人差し指
4本をゆらゆら動かし一点を見つめて、ふんふん。そしていきなり答え。
ノートに書くのは計算の走り書きがあちらこちらに縦横無尽。
本人の頭の中で完結しているので途中で間違っても気づかない。
5年迄の単純な問題なら対応できるけれど細かい計算と思考の
積み上げが必要な灘の算数ではキチンとした式が書けないと
アウトなのです。
図を丁寧に書き、誰もがわかる式を書く練習を今更ながらしました。
10下げた偏差値、最終の公開までには11上がったので苦労して
プラス1・・。
こんな経験があるのでハハはかなり心が強くなりました。らにすけが
多少ひどい点数をとってきてもびっくりしませんし、次行ってみよー
という前向きな気分でいられます。辛かった修行も無駄ではないですね
兄のおかげ。らにすけ、ラッキーです。

今回のカリテ結果
3科総合、算数、理科、国語いずれも評価10
関西順位、全国順位、ひさびさの一桁。よく頑張りました。