こんにちは、
英語パーソナルトレーナーのAYABEです。
この17という数字、なんだか分かるでしょうか。
新しい単語を記憶に定着させるのに、おおよそ必要とされる接触回数です。
つまり
新しい単語は17回くらい出会って、ようやく自分の言葉になる
のだそう。
これは第二言語習得論という、母国語以外の言語習得について研究するクラスで習いました。
出典元を忘れてしまったのですが、あまりに衝撃的な数字で今でも覚えています。
(気になる方はhow many times, new word, exposureなどで調べると17という数字を目にすると思います。)
どう思います?
17回って、、、多くないですか?
第二言語習得論は日本では「英語学習を科学する」なんて紹介される事が多いです。
私はこの「科学」という言葉に惑わされ「簡単に苦労せずに身に付けられる英語学習方法」が分かるのかな♫思っていたら、実はそうではない。
直視したくなかった事実を、検証結果でハッキリと突きつけてくる学問でありました。。。
でも疑問が解けました
なぜなら、これまでは単語は数回で覚えられるもんだと思っていたからです。
だから試験の前に一夜漬けで叩き込み、その後すぐに忘れてしまうことに対して「自分、ほんとに記憶力ないな。。。」とも思っていました。
そしてあの詰め込んだ単語たち、どこにいっちゃったんだろうかと。
でもさすがに17回はやってませんでした。
だからですね。
納得です。
ちなみに、この17回も接触方法にバラエティがあればあるほど、適度なインターバルがあればあるほど定着率は高まります。
なので、試験前に17回連続でノートに書き殴ってもあまり定着しません。
(翌日の試験は解けるかもしれませんが。)
望ましいのは、
見て
聞いて
書いて
口に出して
本で出会い
人が使っているのを聞き
自分で作文して
会話で使ってみて、、、
といろんな方法で接触することです。
そうすると、自分の言葉として使えるようになります。
言うのは簡単ですが、実際はなかなか難しいですよね。
でもこれが現実っぽいです
気長にやるしかない。
でも、単語なかなか覚えられない!という疑問は解けました。
「単純に回数が足りない」ということ。
これでスッキリです