こんにちは、

英語パーソナルトレーナーのAYABEです。

 

みなさんは海外旅行などから帰ってきて、いつもの景色が少し違って見えることありませんか?

 

海外に出てみることの意義は、日本では見たことのない新しいモノに触れることができることはもちろんですが、何気ない日本の当たり前を違った角度で見れるようになることもとても大きいのでは思っています。

 

先日市役所に行き、そんなことを感じた瞬間がありました。

 

それはこの光景を見た時。

とても日本らしいと思いました。

 

 

どこが「日本らしい」と思ったかと言うと、

 

1. 朱肉。個人で印鑑を使うこと自体、海外ではほぼないですしね。

2. 印鑑拭き。そしてティッシュがハサミで6等分にされ、揃えられて箱に治っている!

3. そしてその箱が折り紙で作られている!!

 

思わず写真を撮り、日系アメリカ人の友人に送りました。

彼女は日本に住んだことはありませんが、親が日本人のため日本文化に理解があります。

 

 

彼女の反応:

1. ”I know, it's an ink pad for Hanko (seal)!" 

2. " I don't know why the tissues need to be cut..." 

    ですよね。アメリカのような資源大国、ティッシュもトイレットペーパーもキッチンペーパーもガバガバと使うような国で育つと、「ハンコを拭くのに一枚使うのはもったいないから小さく切ろう!」とはならないですよね、、、

3. "Wow, everybody does Origami even at a public office!" 

 

 

私もこれら一連を、とても日本らしいと思いました。

しかも、これが民間のオフィスではなく行政機関だっため、そこで働く職員一人一人の日本人らしさ、具体的には資源に対する意識、手先の器用さ、気配りが現れているなぁと感じました。

 

と同時に、もしこれらの「さりげない気配り」のための作業が実はたくさんあり、彼らの業務を圧迫していたら?とも一瞬思いました。積もり積もって残業になっていないといいのですが。

 

海外から日本に帰ってきて周りを見回してみると、これまで当たり前にやっていたことを「実はここまでやらなくてもいいのかも。」と思うことが多くなるのも確かです。

 

「業務効率」と「気配り」、バランスが難しいですよね。

 
なんて言っているうちに行政手続きのハンコ廃止、だいぶ現実的になってきました。こんな光景を見られるのも、あと僅かかもしれません。