こんにちは〜
英語パーソナルトレーナーのAYABEです。
先日、TOEIC指導を専門にしている方が面白いことを言っていました。
「900点を目指すレベルの方には、Readingの文章はしっかり読んじゃダメと言っています。なぜなら、それも出題者の意図だからです。」
その理由は、多くの生徒さんが「文章を”きちんと”初めから終わりまで読まないとなんだか気持ち悪い」と言っているからだそうです。
しかし、
・TOEICで扱う英語はビジネスや日常で使われる英語。
・それらの文書は読み物ではない。必要な情報だけを拾い読みする類の文書。
・本番のテストでも、本当の仕事や生活の時のように拾い読みすべき。
・逆にじっくり読んでいたら、辿り着けないような量になっている。
なので、出題者のトラップにハマらないためにも敢えて「隅々まで読むな」と言っているそう。
なるほどーーーー
そう言うことも含めての英語力ね
そして、そう伝えればよかったのね
いや、私もよく分かるんです。
その最初から最後まで全部じっくり読みたくなる気持ち。重要な情報を読み落としたらどうしようとか思いますもんね。
だから「速読が大事、拾い読みしよう」と言われてもこれまで何だか腑に落ちなかったんです。
ですが「じっくり読んでいたらたどり着けないような量に調整されている」とか「それも出題者の意図」と言われると、「じゃあ、積極的に拾い読みしてみよう!」という気になります。
TOEIC900点を目指す方々はすでに基礎力が十分ある方です。
そこからさらに点数を伸ばすには処理能力を上げることがカギとなりますが、「きちんと読まないことの気持ち悪さ」から解放されることで気持ちに余裕ができるのではないかと思いました。
もし、時間が足りなくていつも頭を悩ませているのであれば、一度こんな事を意識してトライしてもいいかもしれません。