白く気高い広場にて
気高い銀白色の広場にて
異性が大半を占めるその広場では
息の仕方さえ考えなければならない。
手渡された薄い2番の受付番号をどのポケットに入れた
のかさえ忘れてしまいそうで身体に酸素が行き届いて
ない事を理解する。
10,000円にわずか300円足りないが為に
心から願ったものが手に入らず思案に暮れるも
無理やり必要なものかどうか判らないゼリー状の
ものを買う羽目になって しまい、愚痴をこぼす
ことしかできない自分に涙がこぼれそうに
なる・・
夏の日の出来事
小さな緑色のスナック菓子を咥えた雀は
度重なる暑い日に嫌気がさし
行水の為に向かった水溜りに移る
太陽の形が丸いことを知った。
そして水鏡に映った自分の毛並みが
乱れていることに気づき、
果たしてどうしたものか、思案に暮れる
周りの風景を観察してみれば、松の木が
あったのでそこに身を寄せて
右足に最近できた瘡蓋をとってしいたいと
思い柔らかい翼をバランス良く羽ばたかせ
無理難題を突きつける松の枝に
とまることを許された。
