嘘ばかりつくけど

全部じゃないから


信じなくてもいいけど

信じてもいいです




その中に嘘が多ければ多いほど

意思が言葉に乗って疎通を試みても

レイテンシが大分多くって

その遅延が原因で誤解が生じて

どうしようもなくなる



ほんの少しの本当を膨らませて

大切なあなたを思う





溜息が止まらない







●---



今日は月が随分と傾いていてね
あなたの場所からはきっと良く見えるから
窓から見上げていて
そのまま眠ってしまってもいいから


寂しさに潰されて朝に切り替わる前に
もっとずっと 長くあなたを感じていたいけれど
寝息の様に優しい夜明けの鐘がなるから


心の奥にいつまでも
温かく優しいあなたの面影がある
それを少しずつ胸に溶かして
いつまでも歩いて行ける
景色が あなたが 私が
もしも終わってしまったとしても
永遠に生き続けて行くよ
どんな時も苦しい時も
少しずつ優しさに変えて
心の奥にいつまでも
あなたの言葉が声が 心があるから





粗相

あらかた

僕は

し尽くした感有り。




吐きじゃくる

死にじゃくる

嗚咽

嘔吐

そんな僕が見上げた時

頭を撫でてくれるのは誰ですか?



神様?

母親?

野良猫?



正解:


誰もいねえよ








●repeat



紡いで消して
描いて風に消えて
それでも思いは死なないで
おぼろげながらに浮遊して
誰かの思いを形にして
ただようそれを見つめています


あなたの思いは時を隔てて
溶け出してまた形作られ
肌への感触が少し変わって
いくらか歳月は流れても
あの日のままのようです


生まれては死んで
それの繰り返しの中で
ふとまぶたを開いて飛び込む姿
気が遠くなるほど時が過ぎても
あなたはとてもきれいだね







妄想は人を殺す。


想像は俺を殺す。





● _____ landscape



白く汚い豚と 肌を 合わせる
硝子越しに それを 見させられる
目蓋に 針を 刺して こじ開けて
嗚呼 瞳 腐った方が ましだろ そうだろ


豚小屋で 多分 交雑
あなたが 僕を横目でいさめる
「素晴らしい世界をどうか祝福してね」
嗚呼 つまりは 死ねと 恫喝してる そうだろ


口先で笑って 棘を飲んで
赤い涙で 死んだふりで
子供の様に 聞かないまま
ひとしきり狂って 夜が明けて 目覚めても
なにひとつ 現実は 変わってないね


分かってる
豚の排泄物みたいな俺が
笑ってる事自体が 汚らわしい
だったらせめて 火を点けよ
小さく汚い豚小屋へ