まだ、学生気分が抜けず、毎日スーツ着てネクタイを締める事に非日常を感じました。
当時同期入社は10数名いて、新人研修が終わるとそれぞれ配属先へ異動して行きました。
同じ配属先の同期達とは毎日仕事終わりに食事したり飲んだりして帰宅するのが日課でした。
懐かしい。
その後、転職したりして暫くは皆んなバラバラでそれぞれの人生を過ごしていましたが、やはり社会人としてイロハを教えて貰った初めての会社で同じスタートを切った仲間は特別です。
何十年か過ぎて久しぶりに会っても一瞬で20代の頃に心だけは戻り、笑いが止まらないのです。
互いに何の損得も無い気持ちで繋がった関係だから駆け引きなど必要ないのです。
ただ笑ってビールを飲んで話す。
それだけで充分。
こんな同期会を近頃たまにしています。
何か自分が忘れていた感情に気づかせて貰える大切な仲間です。