過去に施工した例もこちらのブログで紹介していこうと思います。

 
全国のクルマ好きな方々に情報発信していくブログで紹介していくというコトは…
 
 
そうです。何かしら皆さんに伝えていきたい内容であることが多いのでぜひ目を通して頂きたいのです。
 
中には「え~!?」っと驚く内容もあると思います(^^;
 
むしろコーティング施工で僕の元にやってきた新車でも
 
「な、なんじゃこりゃ~!!」
 
となるコトは割と良くあるのですよ(笑
 
新車や中古車販売店の実態や現実を知って頂き、それをまた友人や家族に伝えていって頂ければ幸いです。
前置きが長くなってしまいすみません(^^;
 
 
 
〇「タントカスタム 」〇  新車 コーティング施工でご依頼頂きました。
 
 
 
 
 
鮮やかなホワイトに大きなボディ。最近の軽自動車は本当に豪華ですね♪
 
新車といえど洗車→コーティング施工の2工程ではありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
洗車→ウォータースポット除去→油脂汚れ除去→洗車→コーティング施工
 
ウチではこのように5工程でコーティング施工が行われます。
 
なぜなら新車とはいえモータープールで長期に渡り作り置きされ、、ウォータースポットや油脂汚れだらけのパターンが本当に多いからです…。
 
 
そしてこのタントカスタム。1回目の洗車後、ボディ拭き上げ中にマイクロファイバークロスがやけにボディに引っ掛かる感触があり…ちょっとおかしいな…と。
 
洗車後のウォータースポット、油脂汚れ除去の工程を終えてもクロスが引っ掛かる感触がまだあったのでこれはまずいパターンであるコトを察しました(滝汗
 
 
 
…恐らく大量の鉄粉付着で間違いないでしょう(^^;
 
 
 
ここで5工程から6工程へと変更。鉄粉除去の工程が追加です。 
 
ここではスプレータイプの鉄粉除去剤を使用します。
 
 
 
 
 
 
 
 
鉄粉にこの除去剤を吹き掛ければ化学反応が起きて鉄粉が紫色へと変化、その後鉄粉を溶かし除去が可能。
 
カー用品店やホームセンターでも似たような商品をたまに見掛けますが、成分の濃度が全然違います(笑
 
鉄粉除去についてはトラップ粘土や最近流行りのク◯イタオルを想像する方も多いのではないでしょうか。
 
しかし新車にその2つは絶対に使用できません…。使用すれば大変なコトになります(^^;
 
 
(その理由についてはいずれお話しすると思います♪)
 
 
 
 
 
 
 
しかしボディに鉄粉除去剤を吹き掛ければかけるほど、色々な箇所が紫色へと変化していきます。どうすれば新車にこれだけの大量の鉄粉が付着するんだろう((((;゜Д゜)))
クロスが引っ掛かるワケだ。
 
 
 
紫色に反応しなくなるまで塗布→除去を繰り返しコーティング施工前の下地処理終了。
 
 
 
 
最後にオリジナル3層ガラスコーティング「フォルトレスコア701」を施工して終了です。
 
なぜ3層なのか?それぞれの層に大切な役割があります☆
 
 
ご用命ありがとうございました(^-^)/
 
 
 
しかしこの仕事をやっていると今回の鉄粉大量付着のような「新車なのに~」みたいなパターンは本当に多いです。もはや驚きません(笑
 
もしこのタントカスタムがガソリンスタンドやディーラーでコーティング施工をしていたらどうなっていたでしょうか?
きっと大量に付着した鉄粉の上からそのままコーティングして終わりだと思います。
 
鉄粉をコーティングしているコトになるので鉄粉除去剤の反応も悪くなりますし…
 
数ヶ月経ってからオーナーさんが鉄粉の付着に気付いて販売店にクレームを入れても「納車時に鉄粉の付着は無かった」「車の保管方法が悪いのではないか」などで片付けられ泣き寝入りをすることになるでしょう。
 
こういった例って実はよくあるパターンだったりします。業界の闇ですね…。