・安倍首相が河野談話の見直しを示唆  ~この機会を逃さずに真実を追求せよ~ | アジアの真実

・安倍首相が河野談話の見直しを示唆  ~この機会を逃さずに真実を追求せよ~

首相、河野談話の見直し示唆「強制性裏付けなし」:産経

 安倍晋三首相は1日、慰安婦への旧日本軍関与の強制性を認めた平成5年の河野洋平官房長官談話について、「強制性を証明する証言や裏付けるものはなかった。だからその定義については大きく変わったということを前提に考えなければならない」と述べ、談話見直しに着手する考えを示唆した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 首相は昨年10月の衆院予算委員会で、旧日本軍による直接の連行などいわゆる「狭義の強制性」について「いろいろな疑問点があるのではないか」などと答弁し、否定する立場を表明してきた。ただ、「政府の基本的立場として受け継いでいる」とするなど河野談話の見直しには慎重な意向も示していた。

 しかし、米下院が慰安婦問題をめぐる対日非難決議案の採択に向けた動きを示すなど、河野談話が対日キャンペーンの口実に使われていることを憂慮。見直しに着手すべきだとの姿勢を示したものとみられる。

 河野談話をめぐっては、当時官房副長官だった石原信雄氏が「日本政府の指揮命令で強制したことを認めたわけではない」と証言。慰安婦募集の強制性を盛り込むように執拗に働きかけてきた韓国に配慮した結果だったことが明らかになりつつある。

 一方、自民党の有志議員で作る「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の慰安婦問題小委員会は1日の会合で、中山泰秀小委員長が河野談話の修正を求める提言案と、新たな官房長官談話案を提示した。

 しかし、出席者からは「政府が出した談話は、政府自らが修正しないと意味がない」などと異論が相次いだ。このため、提言を(1)河野談話の修正(2)慰安婦問題の再調査(3)諸外国での河野談話への誤解を解く努力-の3項目を政府に求める内容に一本化することとし、とりまとめを来週に先送りした。


安倍首相「慰安婦強制性、証拠ない」 韓国外相が不快感:朝日
 韓国の宋旻淳外交通商相は2日、安倍首相が旧日本軍の従軍慰安婦問題で「(軍の強制連行への直接関与など)強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実」と発言したことについて「これらの発言は、健全で未来志向の日韓関係を築く共通の努力の助けにならない」と述べ、不快感を示した。ワシントンで講演した際、質疑応答で語った。

 安倍首相は1日、軍当局の関与と「強制性」を認めた93年の「河野官房長官談話」に関連して「強制性を裏付ける証拠がなかったのは事実ではないか。定義が変わったことを前提に考えなければならない」と官邸で記者団に語った。

 この発言に対し、宋氏は「どこにいようと何をしていようと、正面から真実に向き合い、人類の普遍的価値を尊重しなければならない」と語った。

 米下院の与野党議員は1月末、日本政府に明確に歴史的責任を認め、首相が公式に謝罪するよう求める決議案を提出。2月には元慰安婦を招いた公聴会が開かれた。


 3月1日に有志議員による南京事件、従軍慰安婦問題の認識について見直すことを前提にした動きが小さいながらも起こり始めたことを歓迎したいという内容の記事を書きましたが、同じ日に安倍首相が河野談話を見直すことについて明言をしていたことについても大きく歓迎したいと思います。安倍首相のこの言葉を待っていました。本来であれば河野談話を継承するという見解を取る前に、最初からこの方針を貫いてくれれば良かったのですが、支持率低迷が叫ばれる中で自らの保身に徹する事なく、日本の未来の為に正しい判断をしてくれたことを大きく評価し、そして今後の動きに大いに期待をしたいと思います。


 韓国はこの動きに早速反応を示しているようです。多くのマスコミがこの発言を取り上げ、外交通商相が「このような発言は健全で未来志向の日韓関係の為にならない」と不快感を示したとありますが、当Blogでも何度も述べている通り、真実を元にした歴史問題の解決のみが健全で未来志向の日韓関係を築くことができるのです。捏造された歴史事実をもとに、一方のみが都合の良い立場で居続けることが健全な関係でないことは言うまでもありません。今後、安倍首相の発言や有志議員の活動により、河野談話の見直し議論が進んでいくにつれ、韓国が何度となく騒いでくると思われますが、不条理な脅しに屈することなく、この機会を逃すことなく未来の日本の為にしっかりとした調査を行い、間違いのない結論を出して頂きたいと思います。(今までも同じことをしようとすればいつでも出来たはずですが、それをする機会がなかった。しかし今回は様々な条件が揃いました。皮肉なことにマイク・ホンダ議員の活躍もその一因です。)


 余談ですが、衆院の予算審議の国会中継の映像を見ていたら河野洋平氏が議長席に堂々と座って議長をしている姿に大変な違和感を感じました。自らの発した談話がこれ程までに日本に不利益をもたらし、今後の日本の為にその間違いを見直さないといけないと首相までが問題視をし、見直しが叫ばれている中、その問題を引き起こした張本人である人物が堂々と日本の衆議院議長というポストにおさまっている姿を生の映像で見ることに違和感を感じるのは私だけでしょうか。


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参考書籍:

慰安婦強制連行はなかった―河野談話の放置は許されない
大師堂 経慰
4886561632


日韓「歴史問題」の真実 「朝鮮人強制連行」「慰安婦問題」を捏造したのは誰か
西岡 力
4569643167