素朴なきみが好きだった
飾らぬきみが好きだった

恋愛ではなく
友情を感じてしまうほど
きみと接することは
自然だった


でも
きみは
様々な事を知り
その魅力に囚われ 
変わってしまった



ある日

ぼくは彼女に言った

きみは変わってしまったね


彼女は応えた

わたしは変わっていない
知らなかったことを知っただけ 

 
そして
ぼくは 
憧れも
友人も失くしてしまった


ぼくも
少年という蓑
脱がないといけないのだろうか


華やかな魔窟に向かうために