去る2022年7月30日から1泊で、友人二人と知人を訪ねに山形県は長井市 を訪れていた。


自分は初めて耳して訪れる場所 。



1年ほど前から様々なきっかけが積み上がって行くことになった土地。



どんな場所だろうと簡易検索すると、市のキャッチコピーは「水と緑と花のまち・ながい」だと知った。



このテーマなら直感と感性で臨んでみようと感じて、調べずに環境に委ねてみようと臨んだ。



(映画『スゥイングガールズ』に登場する山形鉄道フラワー長井線。)
 

知人に最初に案内されたカフェで、この土地の水を飲んで衝撃が走った…。


雑味がない…。

特徴も、ない。

自然に体に吸収されてしまう…。

2度目のおかわりをしてしまった苦笑


そして、この地の水で入れたコーヒー。

シンプルなバスクチーズケーキ。

(セカイスケッチコーヒーさん)

地下水が飲めるこちらの地方。

食材の味が水で際立っていると感じた。


道中の案内で車窓から見かけた田園風景。


少し山に入ったところ。

人があまり入っていない静かな場所をてくてくと登っていく。

葉っぱの揺れる風の音を聞きながら、

辿り着いた次の水。

持ってきた水筒にほんの少しわけさせて頂いた。

先ほどのカフェで飲んだ水とはまた違う味のする、自然の恵み、天然ミネラルウォーター。

水のバリエーションの豊かさを知った。

自分の住んでいる地域では見かけた事がなかったタテハチョウの仲間、サカハチチョウ🦋

表も裏も大変美しい模様。

普段見かけるナミアゲハとは波長が全く違うので、距離感と間合いを計りながら、仲間に置いていかれないように、瞬間調整!

普段は恥ずかしいので独りで「美しいよ~!そのまま~!」などと掛け声をかけながら撮っているのだが、今回はワンチャンストライなので、ショットもぶっつけ本番。

大きなアカタテハチョウ。

待っててくれた友人達に感謝だ。


ハグロトンボやオニヤンマ。

 バッタにアマガエル。


里山の生き物が豊かに息づいていた。

自分は初めて来た場所なのに、見たことも無いはずなのに、この風景が「懐かしい」と思えるのは何故だろう…。

この辺りは昔から住みやす土地柄なのか、縄文時代の遺構が出土している地域だ。

(レプリカの縄文住居)

縄文時代住居跡
 
土偶のレプリカが立つ公園

お気に入りの一体があるはずだ笑

早朝の最上川沿いの河川敷。

朝の6時前はお散歩やランナーか集う。

最上川。

ハグロトンボが川べりで休んでいた。
 
人の気配に敏感だ。

心を静かに落ち着けて待てば、スッと 近くで止まってくれる。
 
水との生活とともに発展した長井市。

水路が街中に張り巡らされている。

郷土資料館、文教の杜でこの土地の文化や人々の歴史にほんの少し触れた後は、ボートに乗って三淵渓谷へ♪

水面をス~と滑り、緑と山のパノラマ。

ダム湖なので人造と自然が共存する風景もあれば、

断崖絶壁で生えた木同士がくっついてしまった木もあった。合体木というらしい。

山と大地のパワーの凄さ。

切ない龍神伝説の残る卯の花姫のお話を聞きながら、想いを馳せてみる…。

水と光との煌めき…。

アクティビティの後はとても楽しみだったこの地方のお蕎麦😋

板そば♪

そして、木造建築の小学校を改造したカフェで、ティータイム。

ここは職員室でした、と伺いました。

木の香りが残る、温もりある校舎内。


何かを創りたくなった。


校内の短時間のワークショップに参加。

針と糸とハサミを使って、この土地の「長井紬」でソーイング♪

水色に虹色が織り込まれたこの土地を表すかのような生地があったので迷わずそれをチョイス。


日頃から意識している五行、

木→火→土→金→水

木々と太陽と山とハサミと水と。


帰りの電車の中で虹を見た時に、五行全てが繋がった気がした。

大変素敵な旅となったこと、今回同行させて頂いた友人達に感謝と御礼申し上げます。

素敵なインスピレーションと巡り会えますように…。

どうもありがとうございました♪