汚宅訪問を終えて、無理!絶対に無理!!………と、思いながら帰宅しました。

ヤツに『お試し期間の付合い』で終らせたいと言い出す出来るだけ早いタイミングを探してました。

実家が『ゴミ屋敷』なのに平気で人部屋に上げる無神経さとか絶対に無理!!

殆どの家具・家電に『赤札』が貼られているのに、平気で笑っていられる常識が無いとか絶対に無理!! 

初対面なのに此方が名乗る前から気安く名前呼びしてくる遠慮の無さが絶対に無理!!

家庭事情が事前に聴いていた情報よりも更に複雑でドロドロでグチャグチャなのが絶対に無理!!【因みに結婚後更にドロドロのグチャグチャのハチャメチャな事になります………昔の昼ドラも真っ青なレベルです(苦笑)】

汲取りトイレなのは色々な事情があるから仕方無いとしても、お金ずっと払って無いから何ヶ月も業者が来てなくて臭いも酷いけど中は相当酷い状態なのに、平気でトイレ使えって言う気遣いの無さが絶対に無理!!

他にも沢山絶対に無理な事が多過ぎでした………

帰宅して夕食作りを母としていた時に、母がこっそりと【父にはまだ話していなかったので…】
『“お試し期間”の人の家に行ったんでしょ?家はどんな感じだったの?向こうの家族とは会った?この先らんちゃんが長くお付き合い出来そうな感じだった?』
と、マシンガントークで質問されました(苦笑)

母よ………私はこれから“お試し期間”を終わらせて“本当のお付き合い”はどうやって断ろうか真剣に考えているんですけどね?

ヤツの実家で色々見て来て将来がめっちゃ不安になったんですもん。

でもそれを母に言ったら絶対にキレるのが判るし。

“付き合わない”となると会社にも居辛いですし………【前にも書きましたが、同じ課の同じ班の上ヤツが私の教育担当なので厭でも顔を合わせる事になるんです】

それに母は姉が高校卒業後に学校推薦で信用金庫に就職が決まって、入社後のテストとでも成績がよかった為、本部勤務が決まっていたのに“できちゃった結婚”するので、たった1ヶ月で辞めてきたから、私には出来るだけ長く勤めてほしいんだろうなぁ……と、ずっと感じていました。

何から説明しようかと考えていたら、自然に溜息が出てしまったらしくって、母は其処からよくなかった事を察してくれました。

母は『うん、らんちゃんの気持ちは何となく判ったよ。今はお父さんいるからお父さんが寝たら部屋に行くからその時に話してほしいんだけど………大丈夫?話せそうかな?』と、言ってくれました。

母、有難う。

やっぱり父には話したくなかったし、聴かれたくもなかったので、母の申し出は嬉しかったです。

妹と同じ部屋だから妹には聴かれちゃうけど、妹に“こんなトンデモナイヤツがいるんだ”って事を早めに知っていてほしかったから、子供部屋で話せるのは本当によかったです。

さて、ヤツの家の状態や家庭環境とか全部正直に話したら、母も妹もブチ切れちゃうんだろうなぁ………なんて他人事の様に考えている私に、私が1番驚きました。