阿部寛のダメ男がサマになる「恋妻家 宮本」 | 映画と音楽のある生活

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 体調も気分も優れず、暇だけたっぷりあったのでアマゾンプライムで視聴した。

 阿部寛と天海祐希が初の夫婦役だそうだ。人気者二人の主演とあって面白く無い訳がないと思っていたら、確かに面白かった。

 高身長で二枚目の阿部寛だが、当作では優柔不断で、ファミレスの注文も決めきれない教師役を演じている。

 ストーリーは、一人息子が結婚して家を出た後、二人切りになった熟年夫婦のすれ違いを描いている。天海祐希が書いた離婚届の下書きを偶然発見した阿部寛のドタバタ振りが笑わせる。

 その他、阿部寛が熟年になってから通い始めた料理教室の生徒で夫と喧嘩ばかりしている菅野美穂と婚約者に浮気された相武紗季。そして、不倫相手の運転する車で事故に会い入院している母親が居る男子生徒等が絡んでくる。

 いろいろ、事件らしい事も起きるけど、最終的には天海祐希との仲もハッピーエンドとなる。

 演出でト書きの様なテロップを流したりするが、これは漫画的で好き嫌いがあると思う。個人的にはエンドロールで出演者が吉田拓郎の主題歌を順番に歌うのが、ほっこりした。

              アマゾンプライムで視聴