セリフが早口で感情的過ぎる?舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」TBS赤坂ACTシアター | 映画と音楽のある生活

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 ハリーポッターシリーズは、原作でも挫折し映画も途中で見るのを止めてしまった。一番面白いと思ったのは、2作目の「秘密の部屋」だったが、それ以降は馴染めなかった。

 舞台は、ハリーポッターの息子が主人公となっている。シリーズの続編を親から子供が引き継ぐのは「スターウォーズ」を連想させる。子供は、偉大なハリーポッターの息子であることに悩み、父親であるハリーも、そんな息子とどう接すれば良いかに迷っている。やがで事件が起き、、、。そんなお話です。

 最初に感じたのは、演出の関係だろうか、セリフが全て早口で、ひじょうに聞き取り難く感じた。しかもオーバー過ぎるくらいの感情的に怒鳴ったり、叫んだりするので余計に聞き取り辛い。少し経つと慣れてくるが、それでも最後まで気になった。

 舞台自体は、魔法を使うシーン等の特殊効果が楽しかった。

階段を組み合わせながら演者が階段を上ったり下ったりする演出は映画の動く階段をイメージさせて面白かった。

 シーン自体は、映画の映像を再現している物がが多く、やっぱり全シリーズを見た人の方が楽しめると思う。個人的には「秘密の部屋」の「嘆きのマートル」が出てきたのが良かったと思う。

 演者では、榊原郁恵が懐しかった。彼女の舞台と言えば「ピーターパン」を思い出すが、そんな彼女も当作では校長先生で老け役を演じる様になったのは感慨無量だった。