モンスターのアイディアが成功の要因だろうか?「クワイエットプレイス」 | 映画と音楽のある生活

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 現在、当作と「2」の前日譚である「DAY・1」が公開中の為、予習と思いアマゾンプライムで視聴した。

 監督と主演のジョン・クラシンスキーは、これもアマゾンで視聴したがTVシリーズのジャック・ライアンシリーズでも主演していた。このシリーズは好きで配信がスタートする都度、新シーズンを視聴した。

 当作は、モンスター物ではあるのだけれど、モンスターは視力は弱いが聴力が発達しており音を立てると襲ってくるというアイディアで成功していると思う。

 孤立して生き残ったアボット一家は、音をたてないように息を潜めて生活していた。ろうあ者である長女がいるお陰で家族全員が手話ができるのも生き残った要因と思われる。

 ところが、幼い弟は電池で音をたてるオモチャで遊んだ為にあっと言う間にモンスターに殺されてしまう。また、周りの住民も徐々に少なくなり孤立感が強まってくる。そして何よりも、奥さん(エミリー・ブラント)は妊娠していた。出産や生まれてくる赤ちゃんを音をたてずに育てることは出来るのだろうか?

 主演の2人は実の夫婦であり、モンスターサバイバル物でありながら家族の絆を描いているのがストーリーに深みを与えていると思った。