清原果耶のファンになったのは、TVの「霊媒探偵 城塚翡翠」を見てからだ。美形の女優さんだし、同TVドラマの前半の山場である連続殺人鬼と対峙する長セリフのシーンも、しっかり
自分のモノにしていた。現在、21歳なのに落ち着いていると感心した。
この舞台は、過去に堀北真希と有村架純がジャンヌダルクを演じており、今回がキャストを変えて3回目の再演となる。特徴としては、過去の2作品もそうだが3人とも舞台初主演ということだ。
セットは、中央に大きな奈落があり階段がついていて、そこからキャストが自由に外に出入りできる様になっている。
途中に20分間の休憩をはさみ、前半と後半に分かれているが前半は、ジャンヌダルクが神の啓示を受けてフランス軍に従軍して連戦連勝を続け、シャルル皇太子の戴冠式までのエピソードとなっている。
合戦の部分が、100人近いキャストが舞台を駆け回ったり、また観客席の通路も使って行進をしたり等の演出で、かなりの迫力だった。
後半が捕虜となったジャンヌダルクが宗教裁判にかけられフランス人の神学者と論争をするのだが、清原果耶は長セリフには慣れているのか、噛むこともなく良く通る声で演じていた。
大阪 オリックス劇場で観劇