久しぶりに小説を読みました。読んだのは『82年生まれ、キム・ジヨン』。友だちがフェイスブックで紹介してたり、書店でもイチオシとなっている、今、話題の本です。
本の舞台は韓国ですが、読み進めるほどに、この本の主題は、韓国に限らず、女性という性に生まれたものに課された普遍的な問題かも...と、何とも言えない苦々しい気持ちになりました。
でも、社会が変わり、人の意識が変わり、人々の行動が変わりつづければ、次の世代が社会に出る頃には、主人公が感じたような痛みに全く出合うことなく、生きていけることでしょう。もちろん、そうなることで、誰にとっても、生きていきやすい社会になっていることが大切だと思いますが。
でも、何も変わらなくても、若い人たちには、“自分に価値があることを自分で認められる人”になって欲しいと思います。主人公のように親戚や見ず知らずの人に価値観を押し付けられて苦しくなったり、自分の価値を決められて辛くならないでほしい。自分の生き方も評価も自分が決めて、社会で、逞しく、しなやかに生きて欲しい。
そんな強い人になりたいものです。