最近、鶯谷にも店舗のある「K」という居酒屋さんをひいきにしている。
アルコール類は高くても380円、名物のやきとん類が全品80円、串カツ等の揚げ物やおでん、それ以外の一品ものも100円~300円と激安で、お通しもない。
それでいて、どの料理も自分好みの味付けで、みな美味い! いわゆる「せんべろ」店(千円でべろべろになれる)というやつで、満足度が高く非常にコスパが良いのである。
「コスパが良い」とは、ただ安いという意味ではない。その料金以上に価値がある、または価値があると感じられるモノや体験を手にできるなど、費用対効果が高いということである。
世の中に「安かろう悪かろう」はありふれているが、「安かろう良かろう」はなかなかない。
大半の安モノは、やはりそれなりでしかないのだ。
だからこそ、「安かろう良かろう」に遭遇した時、その喜びもひとしおなのである。
「らんぷ」は一般的なメンズエステの相場に比べると、その利用料金は数千円安い。その理由は、在籍しているセラピストが一般のエステでは採用を敬遠される30歳以上(実際にはほとんどが35歳以上)だからである。
メンズエステ業界では20代の若いセラピストが主流で、30代半ば過ぎともなるとほぼ面接さえさせてもらえない場合も多々ある。
そういう年齢的なことをハンディと感じるセラピストたちが、「らんぷ」に続々と入店してくる。ぶっちゃけセラピストといえども、モデルや女優ではないのだから見た目は年齢相応で、スーパーのレジ打ちでもやっていそうな主婦や、若いお客様から見て自分の母親のような女性もいる。
しかし、一生懸命何かに取り組んでいる人は男でも女でも輝いて見えるもので、施術着に着替えていざトリートメントを始めると、本当に美しく見えるからフシギだ。
そしてその中には、20代の頃から有名なメンズエステに在籍して、かつては指名率でトップを誇った(容姿やスタイルもいい)セラピストや、現在も複数の店舗を掛け持ちしながら自分の施術テクに磨きを掛けるため、武者修行的に「らんぷ」で頑張っているハイレベルなセラピストも少なくない。(「らんぷ」はリーズナブルな料金で利用できるので、出勤すれば大勢のお客様を担当できるからだ)
当店でそういうセラピストに出会えると、まさに20代が主流の有名店や高級店と同等の施術を、例えば90分16,000円ぐらいする施術を、90分10,000円で受けられるのである。
これを「コスパが良い」と言わずして何と言おう?
「安かろう良かろう」と出会える史上最強のメンズエステ、それが「らんぷ」なのである。