酒、の話でもないし、グルメ、の話でもない気がする。

愛すべき店、やっちゃん。お好み焼き、焼きそば、そばめしが、とてもリーズナブル。今では消えかかっている、おばちゃんのやっている個人経営の店。

夜の営業はやってないので、お酒はふつうは呑まない。(常連は昼間に飲んでたりする)

 

ここは、ネットでは、廃屋のある町として名が知られている。

 

廃屋ばかりじゃなくて、小さな神社が3つもあるし

 

周りには、小学校も2つあるし、中学も、高校もたくさんある。マクドナルドもあれば、コンビニもある。いわば、都会なのだ。廃墟巡りにありがちな、廃村、限界集落とはわけがちがう。

子供がいっぱいいて、中学生がお好み焼きを食べに集まってくる。

 

このあたりが、不穏(昔の話)だったのは、いろいろ理由がある。

このりっぱな図書館は、素晴らしい蔵書数と環境を誇る中央図書館だ。しかし、ここには、明治時代には刑務所があり、江戸時代は藩の米蔵だった。そんな面影は、全然ない。が、よーく観察していると、それらしき石碑が発見できる。

 

明治時代の古地図をみると、このあたりは湿地帯で、田んぼや畑にもできず、人もほとんど住んでいない。大雨が降るとすぐに洪水を起こして、水没してしまう土地だったのである。

 

街歩きをしていて、写真なんかをとっていると、その土地に刻み込まれた歴史のランドマークが見て取れる。これがおもしろい。都会になり昔のおもかげはなくなり、戦後、高度経済成長、土地バブルと、何度も再開発が行われてきたが、なにか痕跡はのこっているのだ。

 

これは、今のご近所の一面を見せてくれるものだった。

 

こんどは、私も、一度生まれた町にもどって、いろいろ散策をしてみたい。(高校の時に、友人宅を訪れるとき、数回そばを通過した程度。それ以来いっていない)

おそらく、今はその町は、そうとうさびれているのだと思う。

 

というわけで、酒とはあんまりかんけいない話でした。