私と父親から「もう自立しなさい」と命じられた継子長男。

 

「分かった」と静かに返事がありました。

 

言い訳したり、もうしませんからと粘られたらどうしようと不安でしたが、出て行くことに反論はありませんでした。

 

月曜日に仕事帰りに不動産屋にも寄り、候補まで決めてきたと父親に報告していました。

 

「住民票いるんやって。平日休まれないなー」と言ってたので「●●は20時までやってるよ」と情報も教えたり、荷造りの話もしたりしました。

 

その週末の3月4日(土)、継子長女が帰ってきて自分の兄が家から出て行くことを知ることに。

 

私は不安がよぎりました。

 

兄の部屋が空くので、ここに彼女が住む可能性もあるかもしれないなと。

 

3月末に国家試験の発表があるので、不合格だったら戻ってくるのです。

 

でも今住んでいる寮は3月退去の契約なので、一旦は家に戻ってきますけどね。

 

彼女の発表を待ってからでも良かったのかもしれないと思いましたが、とりあえずはもうお酒で人が変わる継子長男と離れることを優先しようと決意しました。

 

この日、継子長女連れて妖怪のところに行き、途中、継子長男が出て行くことの話題が上がりました。

 

「なんで引き止めないんや!」と怒る妖怪。

 

「私が小さいころから育ててきたんや。子供といっしょや。何にもできないの分かるやろ?どうやって一人暮らしができるんや!あの子が出て行く時は結婚する時や」と訳わからない話をし続ける妖怪。

 

それなら自分が引き取れば?と言いそうになりましたが、黙って聞いていました。

 

「私だけじゃなくてパパ(主人)も同じ意見なんです」と反論すると「あの子はあんたに気を遣って言ってるだけや。あの子(主人)を呼んで」となり・・・

 

そして主人の登場。

 

「パパ。長男に出て行けって言ったのは私に気を遣ってなん?」と聞いたのです。

 

そしたら「当たり前やろ」って返事が。

 

ここで自分の意見で長男を出て行かすことにしたと言って欲しかったのです。

 

そして妖怪から「あんたさえ、我慢すればいいだけやろ。引っ越しは取り消して。」と言われ、私がもう「契約中なんですよ」と言っても「取り消しはできるはずや」って。

 

そして「もしもな、これがあんたの子供(6才息子)やったら、同じことしとるか?言っちゃ悪いけど自分の子じゃないから、冷たくなるんや」とまで言われてしまいました。

 

思い出すだけで涙が出ます。

 

でもここで負けたらいけない。私はまた勇気を振り絞って反論に出るのでした。