こんな時間にべーっだ!

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無性に食べたくなっちゃった・・・



















【金銀財宝よりも】№878


ミシェル・ピクマル氏の心に響く言葉より…


あるところに、ひとりの貧しい農夫がいました。

この農夫は水飲み場に行くたびに、水に映る自分のみじめな姿を見てため息をもらしていました。

(こんなに生活が苦しくっちゃ、幸せなんかとても手が届かねぇ…


その日もいつものように水飲み場でため息をもらしていると、あまりにも悲しくなって涙がこぼれ、水に落ちました。

すると突然、水の精が現われたのです。


「ずいぶんと悲しいようだねぇ」と水の精は言いました。

「あんたの欲しい幸せってどんなものなんだい?

言ってみな。

そのとおりにしてやるからさ」


農夫は勢いこんで望みを並べたてました。

お城に住んで、庭には魚も泳ぐような大きな池があって、金銀財宝に囲まれて、きれいな服を着て…。

「これが全部かなえば、もうまちがいなく幸せになれますだ!」


「よく考えなよ」と水の精は言いました。

「急がなくてもいいんだから、ようく考えてからにしな。

おれが消えたら、もうそのあとで望みを変えることはできないんだぜ」


そこで農夫はよく考えて、ダイヤモンドの装身具、見わたすかぎりの土地、小麦粉がどんどんあふれてくるような立派な水車(なにしろこれがあればもう飢える心配はありません)などを追加しました。


「最後にもう一度よく考えるんだな!

何か忘れちゃいないかい?

もうすぐおれは消えるぜ」


農夫はもう何も思いつきませんでした。

そこで、「そんなら、土地をもっと増やして…王さまよりも広い土地を頼みます」と言っただけでした。

「そう言うんだら、ま、お望みどうりにしますかね」と水の精は残念そうに言いました。


さて、水の精が消えたと思ったら、農夫はもうお城の中にいました。

まわりには金銀財宝が積みあげられ、窓から外を見れば地平の果てまで豊かな土地が広がっています。


けれども、農夫のそばにはだれもいませんでした。

妻も、子どもたちも、友人たちも…。

農夫はひとりぼっちになってしまいました。

まったくのひとりぼっちに…。

『人生を変える3分間の物語』PHP研究所



どんなに金銀財宝があろうが、豪華な食事が山のようにあろうが、一人ぽっちだったら何も楽しくない。

喜んでくれる人がいるから、人は頑張れる。

応援する相手がいるから、張り合いがある。


人間(にんげん)とかいて、「じんかん」と読む。

人の間(あいだ)、つまり人が住む世の中のことだ。

人間は、人と人との間でしか生きることができない。


人とのご縁や、絆(きずな)こそが本当の宝、と心に深く刻みたい。


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