今回紹介する選手はジャマイカ生まれカナダ代表のFW、シメオン・ジャクソンです。

ジャクソンはキングストンで生まれ3歳の時にカナダのオンタリオ州・ミシサガへ両親と共に移住します。
15歳の時に祖母の住むサウスロンドにあるクロイドンへ渡り一緒に暮らしながらアマチュアのダリッジ・ハムレットというクラブでプレー、並行してマクドナルドでも働いていたそうです。
2004年に当時リーグツーのラッシュデン&ダイアモンズに加入。チームはカンファレンスへ降格しますがジャクソンは台頭し06-07シーズンには19ゴールの成績を残します。
翌07-08シーズンも前半までで28試合16ゴールの成績、1月にリーグワン(当時)のジリンガムへ£150,000の移籍金で加入。
08年2月のチェルトナム戦でデビュー、後半戦は18試合4ゴールの成績。チームは降格してしまいます。
翌シーズンリーグツーでも得点を重ねるジャクソンでしたがそんな中彼が大きな脚光を浴びたのが09年1月に行われたFAカップの試合
当時4部のジルス(ジリンガムの愛称)がプレミアリーグのアストン・ヴィラと対戦。超格上の相手にジャクソンは見事ゴールを決めます。
試合にこそ敗れたものの注目を浴び、決められたヴィラが獲得に乗り出すのでは?とも言われたぐらいでした。(余談ですがこの試合はJsportでも放送されており、リアルタイムで私も見ておりました。)
このシーズン、ジャクソンは20ゴールの成績でジルスのPO進出に大きく貢献。
その後のプレーオフでもセミファイナルのロッチディール戦で2ゴールの大活躍、続くファイナルのシュールズベリー戦では延長戦濃厚かと思われた90分に決勝点となるゴールを決めジルスの1シーズンでのFL1復帰に大きく貢献しました。
この時の対戦相手のシュールズベリーには後にノリッジでコンビを組むことになるFWグラント・ホルトが在籍しておりました。
翌シーズンジリンガムはLF1へ舞台を移し、ジャクソン自身も14ゴールの成績を残すも残留争いを強いられ、ウィコム(この時降格が決まっていた)との最終戦に破れ、土壇場でエクセターにかわされてまたも降格してしまいます。
10年夏にはその実績に注目したサウサンプトンなど数多くのクラブが獲得に興味を示す中、ノリッジがジャクソンの獲得に成功します。(移籍の条件としてコーディー・マクドナルドがジルスへローンで加入)
またノリッジではジルスで同僚だったアンドリュー・クロフツと再びチームメイトとなりました。
背番号10を与えられるなど期待されつつ奮闘し、4月のスカンソープ戦ではハットトリックの活躍。プレミアリーグ昇格のかかったポーツマス戦では見事決勝ゴールを決め昇格に大きく貢献します。
このシーズン38試合13ゴールの成績を残しました。
翌11-12シーズンは新たに加入したスティーブ・モリソンのに押し出される形で出場機会は限られたものの22試合3得点の成績。
しかし翌12-13シーズンは出場機会が大幅に制限され13試合で1得点の成績に終わり、シーズン終了後に放出されます。
13年夏にはブンデスリーガに昇格したブラウンシュヴァイクへと移籍し、再びトップリーグへと挑戦しますがここでも出場機会を得るのに苦労し僅か9試合の出場に留まり、シーズン途中に契約を解除しミルウォールへ加入。14試合に出場し2得点の成績でした。
今シーズンはコベントリーでプレーし28試合3ゴール、と近年はなかなか振るわないシーズンが続いておりますが、まだ28歳もう一花咲かせて欲しいなぁと思います。
また代表レベルでは移住先のカナダ代表としてプレーし、07年のU-20W杯 09年 11年 13年のゴールドカップのメンバーにも選ばれております。09年にはカナダの年間最優秀選手にも選出。
ジルス時代のゴール集
ノリッジ時代のプレー集
10-11シーズン ダービー戦でのハットトリックの動画